私が採用担当者として働きはじめてから、自分の企業への応募者だけでなく、周りの転職を希望する友人達からも多くうける質問の一つが、「履歴書は手書きが良いのか」という質問です。
確かにこれって悩みどころですよね。
新卒での就活活動で、たくさんの履歴書を購入し、少しでも失敗したら書き直した経験から、何となく手書きの方が良いとされているのではという概念が私達の頭の中に固定されてしまっているのかもしれません。
そこで今回は、中途採用において「履歴書は手書きの必要があるのか」について紹介したいと思います。
なぜ新卒の履歴書は手書きなのか
日本における新卒の就職活動では、履歴書は手書きが基本とされています。
特に指定がない企業もありますが、新卒の就活生のほとんどは手書きで作成するので、パソコン作成だと、かなり目立ってしまうというデメリットさえあります。
実際に新卒の手書きの履歴書で何が評価されいるかというと、下記のような点になります。
- 人柄
- 社会性
- 熱意、志望度
ザ•新卒の就活評価という感じですよね。
しかし、新卒の就活生を評価するためには、社会での経験がない分、様々な面から人柄や社会における適性度、志望度を判断する必要があるため、履歴書の書き方一つでも評価における重要なポイントとなるのです。
そのため、新卒(できれば第二新卒まで)での就職活動で使う履歴書は手書きで丁寧に時間をかけて書くことがすすめられているのです。
中途採用での履歴書は手書きが必要か
新卒では、評価対象の項目として履歴書の書き方を入れている企業が多くありますが、中途採用では評価対象項目としている企業はあまりありません。
実際に、私が関わった採用活動において履歴書が手書きかパソコン作成かによって評価が変わったことはありません。
またこれまで届いた履歴書は、手書き作成よりパソコン作成の履歴書が多い傾向があり、逆に字に自信がない場合は、パソコン作成にした方が余計なマイナスポイントを採用担当者に与えず良いと感じます。
しかし、一部の業界(例えばサービス業)や第二新卒の場合には、手書きが主流となっていることがあるため注意が必要です。
転職エージェントや転職の口コミサイトなどを利用している場合には、この辺りの情報は前もって入手しておくことをおすすめします。
転職は効率的に行うことが第一条件
転職活動は、新卒の就職活動とは違い、これまでの社会人経験で身についたスキルが最重視されます。
手書きの履歴書を作成することで人柄や熱意を伝えることも大事ですが、率先力を求める中途採用では履歴書や職務経歴書の内容が重視されます。
応募先によって記載するアピールポイントや志望動機を書き換えるためにも、私は履歴書はパソコンで作成し、効率的に転職活動を進めることをおすすめします。
丁寧な添削サービスをしてくれる転職エージェント
転職活動の負担を減らし、スムーズに転職を進めるには、転職エージェント選びが重要なポイントになります。
転職エージェントでは、応募書類の添削サービスを行っています。しかし選ぶ転職エージェントによっては、「信用できる添削サービスをしてくれない」という口コミが多い転職エージェントも実在します。
そこで、ここでは応募書類の添削サービスが充実しており、転職の成功者も多い転職エージェントとして下記の3社を紹介します。
<引用:doda公式サイト>
大手企業の求人数が業界トップクラスであることから人気の転職エージェントです。
業界ごとに担当者が分かれており、企業の深い情報を知る担当者がスピード感もって支援をしてくれます。
大手企業に早く転職したい!という人におすすめの転職エージェントです。
公式サイト: 転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
<引用:マイナビジョブ20's公式サイト>
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