転職の不採用理由として、「面接マナーがなっていない」ということがあげられることがあります。
転職をするにあたって、企業研究や応募書類の準備、面接で聞かれそうなことをリストアップするなどの面接対策をしっかりした転職希望者にとって、面接マナーが理由で不採用になることは不本意だと思います。
しかし、企業で働く人事担当者間の話では、面接に来る3割以上の人が面接マナーがなっていないというマイナス評価を受けているという話を聞きます。
そこで、今回は、転職活動で必要となる面接マナーについて紹介したいと思います。
面接マナー①「身だしなみ」
面接マナーとして、面接官に一番のマイナスイメージをつけてしまうのが、身だしなみがきちんとしていないことです。
男女別の身だしなみマナーは下記になります。
女性の身だしなみチェックポイント
- 髪の毛の色(黒髪が理想的だが黒髪に近い7番までのカラーでも良い)
- 長い髪はまとめてある、前髪は目にかからな いようにとめているのが理想的
- ナチュラルメイクか
- シャツは白色など清潔感があるものを着用しているか
- スカート丈は適切か(着席した時に膝が隠れる長さが理想的)
- ストッキングの破れはないか
- 爪はきれいに整えられているか
- 靴のヒールの高さは適切か(色は黒、ヒールは3~5cmが理想的)
男性の身だしなみチャックポイント
- 髪の毛の色(男性の場合には、黒髪が基本となっています)
- 髪の毛の長さと髪型は適切か(サラリーマンらしい清潔感のある髪型か)
- 髭はそってあるか
- シャツは清潔感のあるアイロンがけがされたものか
- ネクタイの色、曲がりなどはないか(紺色や 水色などが好印象)
- 靴下の色は、黒や紺で模様などがないものか
- 適切できれいな靴を着用しているか(先が尖っている靴は避ける)
特に、女性では髪型やメイク、男性では髪の長さとシャツのしわが原因となり面接でマイナス評価になることがあるため、注意が必要です。
この他に、男女共通のチェックポイントとしては下記のポイントがあります。
- 全体的に清潔感のある印象を与えるか
- かばんはA4の書類が入る大きさで自立型のものか
これらのチェックポイントは、面接官が必ずしも一つずつ確認をして評価している訳ではありません。(確認している企業もあります。)
しかし、面接官として面接をしていると、少ない時間の中で、転職希望者が発する言葉以外の部分からもその就活生の人となりを評価する必要があるため、まず目がいくのが身だしなみなのです。
例えば、面接でしっかりした受け答えができている転職希望者でも、シャツにしわがあったり、靴が汚れていると、表面的な準備だけをする人なのだという印象を受けます。
また、女性の場合では、きついメイクをしてしまうと社風に合わないと判断され、不採用になることがあります。
面接マナー②「面接時の受け答え態度」
面接でのマナーとして、次に不採用の理由につながりやすいのが、面接時の受け答えにおけるマナー違反です。
面接時の受け答えには下記のようなマナーがあります。
- 企業のことをしっかり調べた上で面接にきて いるか
- 敬語の使い方を理解し、社会人らしい話し方ができているか
- 面接官の話を最後まで聞いたあとで、質問に 答えているか
- 回答は端的でポイントをついた回答をしてい るか
中途採用の面接時間は30分~1時間以内となっています。
企業は率先力として人を採用したいと考えているので、面接を受けるにあたっての準備ができていない場合や、質問にそぐわない回答ばかりをしていると面接マナーが悪いと評価されてしまいます。
また、面接は質問の回答内容も重要ですが、面接官とのコミュニケーションでもありますので、面接官が話をしている時には目をみて頷きながら話を聞くなど社会人として最低限のマナーを守ることも必要です。
面接マナー③「社会人としてのルール」
これは、面接いぜんの問題ですが、面接当日の転職希望者のふるまいが社会人としてのマナー違反と判断され面接が不採用となってしまう場合も意外と多くいます。
面接当日における社会人としてのルールには下記のようなポイントがあります。
- 面接会場には10分前に到着するようにする
- 受付の人やその他社内の人にも挨拶をする
- 企業に入る前には上着類は脱ぎ、身だしなみを整えてから受付をする
- エレベーター内やエントランスで私用電話をしない
- 荷物はできるだけ少なくし、かばんは1つにする
特に多いのが、面接会場にとても早くついてしまう転職希望者がいることです。
面接の準備は企業側も早くからとりかかりますが、10分以上前から社内で待機されていると早すぎると判断されてしまいます。
面接会場に早く到着した場合にも、近くで時間をつぶしてから受付をするようにしましょう。
また、その時には、身だしなみのチェックを忘れずに、たとえエントランスなどでも私用の電話やスマホアプリなどでゲームをすることはないようにしましょう。
面接対策では面接マナーについても大切に
今回は面接マナーについて紹介しました。
転職希望者の多くは、転職活動のために面接対策をしていますが、面接マナーについては見落としてしまう人が意外と多くいます。
面接マナーで不合格になるのは、とてももったいないことです。
自分で面接対策をする時には、今回紹介した記事を参考に面接マナーについても見直しをしてみてください。
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