営業から事務の仕事をしたい人が増加傾向にあります。
しかし、忙しい営業から一見楽そうな事務の仕事にうつる場合には、デメリットもあるので注意が必要です。
そこで今回は、営業から事務の仕事に職種を変える場合のメリットとデメリットについて紹介したいと思います。
- 営業から事務の仕事にうつるメリット
- メリット③休日をしっかり取ることができる
- 営業から事務の仕事にうつるデメリット
- デメリットの感じ方は個人差も大きい
- 営業から事務の仕事にうつる場合におすすめなエージェント
営業から事務の仕事にうつるメリット
営業から事務の仕事に職種を変えるメリットとして実際の経験者が多くあげる意見には下記のようなメリットがあります。
- 自分のスケジュールで仕事を進められる
- 帰宅時間が早くなる
- 休日をしっかり取ることができる
- 給料が上がる場合がある
一つずつ解説したいと思います。
メリット①自分のスケジュールで仕事を進められる
営業の仕事は、取引先や代理店のスケジュールに合わせて動く必要があります。
そのため、急な予定が入ることや予定がなくなることは日常茶飯事であり、自分の都合に合わせてスケジューを組むことはできません。
しかし、事務の仕事の場合、ある程度仕事量が初めから決まっていることが多いため、その仕事をどのようにこなしていくかは自分で決めることごできます。
そのため、プライベートが用事に忙しい時や、休暇を取りたい場合には、仕事量を減らし、逆に予定が空いている時に集中的に仕事をすることができます。
このことはプライベートの充実にもつながりストレスを発散させながら仕事ができるため、営業から事務の仕事にうつるメリットとして大きいと言えます。
メリット②帰宅時間が早くなる
これも営業から事務の仕事にうつった経験者の多くがあげるメリットですが、営業から事務の仕事にうつる、帰宅時間が早くなります。
その理由としては、前の項でもあげたように、まず取引先などに振り回されず自分でスケジュールを調整して仕事ができることがあります。
そして、営業の場合には外出が多く会社に帰社してから帰宅することでさらに帰宅時間が遅くなるということがありますが、事務の場合には社内での仕事がメインのため仕事が終われば帰宅できます。
帰宅時間が早くなることは、プライベートな時間が確保でき、食事や睡眠といった生活バランスも整えることができるので、営業から事務に職種変更する大きなメリットとしてあげることができます。
メリット③休日をしっかり取ることができる
営業の場合、取引先の都合で休日出勤をすることが多々あります。
通常、休日出勤した場合には、代休をとりますがその代休は平日になるため、別の予定が入っていると休みが取れなくなります。
営業の場合、この代休がしっかり取れない人は多く、結果的に休日が確保できないことが定期的にあります。
しかし、事務は基本的に社内の仕事になりますので、事務所が空いてない時間は完全に休むことができます。
(決算の時期や、採用の時期などそれぞれの部署で忙しい時期に休日出勤する場合はあります。)
そのため、休日がしっかり確保できることも、営業から事務へ職種変更するメリットといえます。
メリット④給料が上がる場合がある
最近、よくニュースなどでサービス残業の問題が取り上げられていますが、営業はサービス残業が多い傾向があります。
その理由としては、様々な理由がありますが、上司が残業を承認しないや、移動の時間は残業時間に入れないなど様々なルールから仕事で、拘束されている時間でも給料が発生しないという場合が多くあるのです。
その点、残業の管理に厳しい総務部や人事部をはじめ、社内の人から残業しているかどうかを見られている事務は比較的残業申請も承認されやすく、きちんと給料をもらえている人が多い傾向があります。
営業の場合には、営業手当などが出ている会社もあるので、一概には言えませんが、適正な給料が払われ、給料があがるというのも営業から事務の仕事にうつるメリットと言えます。
営業から事務の仕事にうつるデメリット
営業から事務の仕事に職種変更するメリットとしては、プライベートの時間が確保できるなど全体的に精神面でのメリットが大きいことを前の項で伝えました。
逆に営業から事務に職種変更するデメリットとしては、下記のようなものがあります。
- 仕事の評価が曖昧になる
- 仕事をしない人の仕事が振られる
- 専門的な知識を一から学ぶ必要がある
- 社内トラブルに巻き込まれる
一つずつ解説したいと思います。
デメリット①評価が曖昧になる
営業から事務の仕事をするようになる場合にデメリットに感じることとして、仕事の評価が曖昧になるということがあります。
営業の場合、仕事の評価は契約件数や売り上げというように、全て数値化することができます。
しかし、事務職は仕事の評価を数値化することが難しい仕事が多く、どんな仕事に関わったかや仕事を順調に進めていけたかなど、とても曖昧な基準で評価がつけられることになります。
そのため、部署内では評価にあまり大きな差がつくことがなく、営業職出身の人は、仕事に対するモチベーションが下がるというデメリットが発生する可能性があります。
デメリット②仕事をしない人の仕事が振られる
営業の場合には、仕事をしなかった場合、数値でそれが表され、週に一度の会議の場などで発表されてしまうため、ある程度全員が任された仕事をします。
しかし、事務では、予算もなければ仕事の割り振りも曖昧な線引きで複数の人が分担しながら担当することが多いため、結局仕事をしない人の分を仕事をする人が引き受けるということがよくあります。
ひどい場合には、初めから仕事量に差がある場合があり、営業から事務の仕事にうった人は不公平さを感じるというデメリットがあります。
デメリット③専門的な知識を一から学ぶ必要がある
これは仕方がない部分もありますが、営業の仕事と事務の仕事は全く違うため、営業から事務の仕事にった場合には、その部署で使う専門的な知識を一から学ぶ必要があります。
仕事を一から教えてもらうのは、新入社員に戻ってしまったような気もし、デメリットが大きいようにも感じるかもしれません。
しかし、すでに社会人として働いてきた人は仕事の覚え方も理解しているため、例え未経験の専門的な知識であっても、新入社員に比べれば早く覚えることができます。
専門知識を一から学ぶ必要があることは、営業から事務の仕事にうつるデメリットの一つではありますが、そこまで大きなデメリットとは言えません。
デメリット④社内トラブルに巻き込まれる
一日のほとんどを社外で過ごす営業とは違い、事務は社内で過ごす時間が長いため、社内トラブルに巻き込まれることがよくあります。
部署内や部署をまたいでのトラブルが発生した時には仲裁に入ることや、打ち合わせの場を設ける必要も出てくるため、事務の人はそこでストレスを抱えることがあります。
社内でのトラブルがあると、会社に行くのが嫌になったり、会社で過ごす時間中そのことを考えてしまうこともあるので、営業職から事務の仕事にうつるデメリットといえます。
デメリットの感じ方は個人差も大きい
今回は、営業から事務の仕事に職種変更する場合のメリットとデメリットについて紹介しました。
営業は社外でのストレスが多いですが、事務は社内でのストレスが大きく、トラブルを抱えても仕事中はずっと社内で過ごすため、ストレスが増大してしまう可能性もあります。
しかし、営業から事務に職種変更する際に感じるデメリットの感じ方は個人差が大きく、経験者の中でも意見が割れることが多い項目もあります。
営業から事務の仕事にうつろうか悩んでいる人は、今回の記事を参考に、自分の性格や仕事でどう評価されていきたいかなどキャリアプランなども含めて検討することをおすすめします。
営業から事務の仕事にうつる場合におすすめなエージェント
営業職から事務の仕事にうつる場合におすすめなエージェントとして下記の3社を紹介します。
<引用:doda公式サイト>
大手企業の求人数が業界トップクラスであることから人気の転職エージェントです。
業界ごとに担当者が分かれており、企業の深い情報を知る担当者がスピード感もって支援をしてくれます。
大手企業に早く転職したい!という人におすすめの転職エージェントです。
公式サイト: 転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
<引用:マイナビジョブ20's公式サイト>
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