看護師は専門職のため職場を変えやすく、給料アップをはじめとした条件を上げた職場変更ができるためメリットが大きいと言われています。
しかし、やはり看護師が職場を変えることにもデメリットはあり、職場を変える場合にはデメリットも理解しておく必要があります。
そこで、今回は看護師の職場を変えることでのデメリットについて紹介したいと思います。
看護師が職場を変えるデメリット4つ
看護師が職場を変える場合のデメリットとしては、下記4つのデメリットがあります。
- 転職活動で日々が忙しくなる
- 仕事を一から覚える必要がある
- 勤務条件が下がる可能性がある
- 新しい職場先が良くないリスクもある
一つずつ解説したいと思います。
デメリット①転職活動で日々が忙しくなる
看護師の勤務は毎日クタクタになるまで働き、夜勤明けや休日でもゆっくりしたいと考える人は多くいます。
そんな環境の中で新しい職場探し始めると、どうしてもこの休日に活動をする必要が出てくるため、日々の生活がとてつもなく忙しくなるというデメリットがあります。
このデメリットを解消するためにか、下記のような解消法があります。
- 短期間での転職をウリにしているエージェントを利用する
- 希望の職場を明確に決めておき、求人が出たら転職活動を行う
忙しい生活の中で新しい職場を探すのための時間を作ることはなかなか難しいことです。
まずは自分が希望する職場(病院名、診療科、病院規模、給料条件など)を明確にし、
その求人がでたら求人紹介をしてもらえるようエージェントに声掛けをしておくとスピーディに楽に新しい職場探しを行うことができます。
デメリット②仕事を一から覚える必要がある
看護師の仕事は専門性が高く、仕事の内容は資格を取るにあたってある程度どの領域に関しても理解しているように思えます。
しかし、働く職場によってそれぞれ業務のルール、器材、薬品は異なり、新しい職場で働く場合にはそれらを一から覚える必要があります。
また中途採用者に対する研修がしっかりしている職場であれば良いですが、人手不足が激しい職場では研修制度が整っていない場合もあり、苦労するというデメリットが発生する場合もあります。
このデメリットを解消するためには、あらかじめ希望の職場における研修制度ついて問い合わせておくことが必要になります。
また、入社する時期を4月や10月、または月初めにするなど、定期的な新入社員が入るタイミングに合わせることで、新入社員とまとめて研修を受けることができ、デメリットを回避できる可能性が高くなります。
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デメリット③職場を変え続けると条件が下がる
看護師が生涯に職場を変える回数は、一般的なサラリーマンよりも多いとされています。
そのため、4〜5回程度の職場変更であれば、全く問題にならずに自分の希望する条件で新しい職場で働くことができます。
しかし、看護師の転職でも5回以上になると、理由が問われるようになり、給料をはじめとした条件面も下がりやすくなるリスクがあります。
(結婚による転勤や、体調などしっかりした理由があれば問題ありません。)
このデメリットを解消するためには、下記のような解消法があります。
- 一回一回の職場変更を慎重に行うこと
- 新しい職場への入社を焦らないこと
- 転職エージェントには初めから明確に自分の希望を伝えること
- 5年10年先のキャリアプランを考えた上で職場を変えること
忙しい生活の中で、新しい職場を探していると、だんだんと疲れてくるため、「もぅここで良いかな。。」なんていう甘えの気持ちが出てしますこともあります。
しかし、いくら職場をかえやすい看護職といえど、職場を変えすぎると後々の自分のキャリアを傷つけることにもつながってしまいます。
職場を変えようと考える時には、慎重に!そして、自分が初めに設定した条件を忘れずに!新しい職場を探すようにしましょう。
デメリット④新しい職場が良くないリスクもある
どんな職種でもそうですが、職場を変えることによって条件面は良くなっても、職場環境が悪化したという失敗談は良く聞くことです。
看護師が職場を変える場合、一般的にはメリットが多いと言われていますが、人間関係トラブルの多い職場だったりや事前に聞いていたよりも忙しい職場だったなど、新しい職場が良くなリスクがあることも忘れてはいけません。
このデメリットの解消法としては、下記の解消法がります。
- 応募する前に職場の見学をすること
- 転職エージェントに実際に働く人から聞いた職場情報を教えてもらう
どんな職場で働くことになっても、社会人として働く場合、年単位で働くことになります。
応募する職場が見学できる場合には見学をし、できない場合にはエージェントの担当者に実際に職場で働く人から情報を貰えるように依頼してみることをおすすめします。
新しい職場でのデメリットを減らせるエージェント
新しい職場にうつることのデメリットを減らすためには、年収交渉をしっかりしてくれ、研修制度のある職場の求人を豊富に紹介してくれる転職エージェントを利用する必要があります。
ここでは、おすすめのエージェントを4社を紹介します。
<引用:ナースパワー人材センター>
ナースパワーは、30年以上の看護師の転職を支援してきた老舗のエージェントです。
全国の求人を40,000件以上保有するといった求人数の多さが人気を集めており、このサイトを利用して転職した看護師はすでに10万人以上います。
また、定期的に各求人の職場環境のヒヤリングを行っているため、支援を受けることで職場環境や面接で聞かれることなどお得な情報を得ることができるエージェントです。
公式サイト: ナースパワー人材センター
<引用:MCナースネット>
MCナースネットは、病院以外の求人として、企業、健診センター、クリニック、保育園など土日休みで定時に帰れる求人も豊富に持っていることで人気のあるエージェントです。
働き方も常勤だけでなく時短やパートなども豊富な求人があり、優しい担当者が多いためママさん看護師にも人気が高いエージェントです。
公式サイト:MC─ナースネット
<引用:ナースエージェント>
ナースエージェントは、とにかくスピード感にこだわった転職支援を行う転職エージェントです。
短期集中での転職成功を目指しているため、初回登録も簡単で、登録後はすぐに複数の求人紹介を受けることができます。早く転職したい人には特におすすめのエージェントです。
公式サイト:ナースエージェント
<引用:ジョブデポ看護師>
ジョブデポ看護師は、転職が決まった時にお祝い金がもらえることで人気を集めています。
他の転職エージェントから紹介された求人であっても、面接前であればジョブデポを通じて応募することができ、お祝い金を貰うことができます。
ジョブデポ自身も約8万件の求人を持ち「夜勤なし」や「年収500万以上」といった優良求人も保有しているため、登録しておくだけでもお得な転職エージェントです。
公式サイト:あなたの"理想の職場"が見つかる!【ジョブデポ看護師】
転職エージェントは、担当につく人によって、求人紹介の頻度や質に若干の違いが生じることがあります。そのため、2社〜3社程度に登録し、担当者や求人紹介の質を見極めながら転職することをおすすめします。
新しい職場を探している看護師さんは、ぜひエージェントに登録をし、どのような求人があるのかを確認してみてください。
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