「転職はしたいけど、転職活動する時間がない…」そう感じている人はたくさんいると思います。
しかし、転職活動は様々な方法を使うと実は時短することもでき、忙しい人でも必要な部分にだけ時間をかけることで効率的に転職活動を行うことができます。
そこで今回は、転職活動を時短させる方法について紹介したいと思います。
- 転職活動で一番時間がかかるのは「良い求人」と出会うこと
- 時短テク③転職活動の初期はとりあえずの応募はしない
- 必要な準備は情報収集を行い時短で終わらせる
- 時短テクニックを使えば忙しくても転職はできる
- 短期間での転職に強い転職エージェント
転職活動で一番時間がかかるのは「良い求人」と出会うこと
転職活動で最も時間がかかること。それは自分が希望する求人(転職先)を見つけることです。
転職活動には大まかに分かると、この求人探しと、応募、書類審査、面接、条件交渉の5つステップがあります。
しかし、自分が希望する求人探しさえできれば、あとのステップである応募、書類審査、面接、条件交渉は基本的にトータルで1ヶ月弱の期間で終わるものであり、あまり時間がかかりません。
そのため、転職活動を時短させるには、まず求人探しを効率的にドンドン探していく必要があります。
求人探しの時短をさせるためには、下記のポイントが必要になります。
- 転職エージェントは2〜3社に登録
- 自分の希望条件を明確にする
- とりあえずの応募はしない
一つずつ説明したいと思います。
時短テク①転職エージェントは2〜3社程度の登録にする
求人探しを時短するために、たくさんの転職エージェントに登録をして、多くの求人をとりあえず紹介してもらおうと考える人は多くいます。
もちろん、その考えは間違えていませんし、転職活動の初期から多くの求人を比較して自分の希望の求人を見つけることは大切です。
しかし一方で、転職エージェントを利用すると担当者とのメールや電話でのやりとりも発生しこのやりとりに時間がとられてしまい時短につながらないこともあります。
今は、転職エージェントもたくさんありどの転職エージェントを選べば良いのかはとても悩むところだと思います。
しかし、転職エージェントはとりあえず情報収集のため大手( doda、パソナ、マイナビなど)2社程度と、自分が公式ホームページを見た時に良い印象を受けた1社ぐらいの2社〜3社の登録をしておけば、大体同じような求人を紹介してもらうことができます。
一般的に転職エージェントは登録すると1社から初回の面談後10〜15求人ぐらいの紹介を受けることができます。
そして初回の面談後は、1週間に数社ずつの求人を紹介してもらうことができます。
転職活動の時短も考えて、まずは2〜3社程度の登録に抑え、自分が登録した転職エージェントがどのような求人を自分に紹介してきているかを見極めながら転職活動を進めることをおすすめします。
時短テク②自分の希望条件を明確にする
自分が希望する求人探しをする時の時短テクニックとして、自分が今回の転職で何を希望しているか、希望条件を明確にしておくことが必要になります。
希望条件とは、例えば給料や勤務地、会社の規模や福利厚生などがあります。
この条件はきっちりこの数値!というように決める必要はありませんが、例えば下記のように、大まかな幅を決めておくと、求人探しの基準も明確になり転職活動の時短につながります。
例)
給料 年収350万円〜450万円
勤務地 東京(将来的な転勤は可能)
会社の規模 100人以上程度の会社
福利厚生 産休、育休が取れる会社
住宅手当がある会社
これらの条件は、転職活動を進めていくうちに多少の譲歩が必要になる場合もあります。
しかし、あまり大きく自分の始めに決めた条件から大きく外れた求人に応募しようと思った時には、初心に返り冷静に判断することも必要になります。
このように、転職における条件の基準を転職活動の初めから決めておくことで、求人探しの時短になり、さらにこの条件を転職エージェントの担当者に伝えることで、紹介される求人も自分の希望に合うものが紹介されるようになるので転職活動を全体を通して時短できるようになります。
時短テク③転職活動の初期はとりあえずの応募はしない
転職エージェントに登録をし求人紹介を受けると、自分が全く興味がない業界や職種ばかりを紹介されてしまうことがあります。
これは私の経験でもありますが、特に転職活動を始めたばかりの頃には、転職エージェントにはお金も一切払ってない引け目もあり、紹介される求人をどれも応募しないというのが少し言いづらいことがあります。
しかし、結局自分が興味がない業界や職種には応募して例え内定が出ても入社することはないので、初めからはっきり断わることが転職の時短にもつながります。
転職エージェントは、あくまでも仕事として私達に求人を紹介しているので、担当者の中には決まりやすい求人ばかりを紹介してくる人も残念ながらいます…。
その時に、はっきり断らないとその後も同じような求人ばかりを紹介されてしまい転職活動が時短できずダラダラと長引かせてしまうので、自分の興味がない求人や自分の初めに決めた転職の条件に合わない求人の場合には、はっきり断わるようにしましょう。
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必要な準備は情報収集を行い時短で終わらせる
前の項までで紹介した、求人探しが上手くいけば後は残りのステップである、応募、書類審査、面接、条件交渉です。
前の項でも伝えた通り、この残りのステップは転職エージェントの担当者が仲介してくれることもあり、よっぽど人気の求人でない限りトータルでも1ヶ月弱で終わることができます。
しかし、ここでも時短テクニックを活用すれば転職活動にかける時間を短縮することができます。
それは、転職希望者が自分で行わなければならない、「応募書類の準備」と「面接対策」です。
これらは自分で初めから準備するのはとても時間がかかりますし、特に応募書類は適当に作成してしまうと書類選考の時点でで落とされてしまうリスクがあります。
そこで必要となってくるのが、情報収集です。
応募書類の作成と、面接対策をそれぞれに対し時短させるために必要な情報収集について説明したいと思います。
時短テク④応募書類の作成を時短させるために必要な情報収集
転職で必要な応募書類には、履歴書と職務経歴書があります。
この2つの大まかな作成(これまでの経歴について)は、様々な転職サイトやネット上で掲載されているものを参考に作成して問題ありません。
下に紹介した記事でも書いていますが、特に実績のところは採用の合否に大きく関わってきますので書き方に注意し分かりやすく、さらに自分を最大限にアピールできるように作成してみてください。
この自分の経歴に加え、職務経歴書では自分のスキルや経験エピソードを簡潔に書く必要もあり、採用側が今回の採用でどのような人を求めているかの情報が必要になります。
スキルや経験エピソードの欄を書く時には、まずは、求人票と企業の公式ホームページ上に記載されている、その企業で働く人に求められる人物像(新卒採用で紹介されているものでも構いません)を確認する。
そして、転職エージェントの担当者に具体的にこれまでどのような人をこの企業が中途採用で採用してきたか、経歴や、キャラクター(明るい人なのか真面目な人なのか等)についてまで細かく確認する必要があります。
これらの情報収集をした上で、スキルや経験エピソード欄に書くことを考えれば自然と何を書けば書類選考が通過するかが分かり、応募書類の作成を時短させることができます。
時短テク⑤面接対策を時短させるために必要な情報収集
企業の中途採用における面接対策で重要なのが志望動機の準備です。
実はこの志望動機はネット上に掲載されているテンプレートを活用している人が多くいるのですが…
これは選考を通過できない率を高めてしまっています。
近年の企業では、中途採用をする時にその人の実力はもちろんですが人柄にもかなり重視しています。
いくら人手不足だからと言っても、色々な問題を起こす社員は採用したくないですし、「社会人としてしっかりした考えを持つ人を採用したい」というのが本音です。
ネットで紹介されている志望動機をそのまま利用するのも簡単で転職活動の時短になっているようにも思えますが、選考通過がしにくくなってしまうのでは結局、転職活動の時短にはなりません。
そのため、志望動機は必ず自分で応募する企業のホームページなどを参考にその企業の歴史や企業理念、取り扱っている製品を知り、そこから自分なりの志望動機を用意するようにしましょう。
そして、応募する企業が決まった時には、一番初めに志望動機を考えることで、その他の経歴やスキル、これまでの社会人経験における自己アピールポイントに関する質問の回答も考えやすくなり、志望動機とその他の質問に対する回答に一貫性が持てるようになることでも内定がもらいやすくなります。
時短テクニックを使えば忙しくても転職はできる
転職活動をしたくても時間に余裕なく転職活動を始められないという人は多くいます。
しかし、今の時代は転職活動における時短テクニック情報がたくさんネット上にあり、それらを活用することで忙しい人でも転職活動をすることができる時代になっています。
転職したいけど、時間がとれなさそう…と考えている人は今回の記事を参考に時間をかけるべき準備と時短できるものを知り、転職活動を始めてみることをおすすめします。
短期間での転職に強い転職エージェント
転職活動は時短テクニックを使うことで、忙しい人でも可能なことを前までの項でお伝えしましたが。
しかし転職活動の準備を時短し、さらに転職活動の期間自体を短くするためには、利用する転職エージェントも選ぶ必要があります。
そこでここでは、短期間での転職に強い転職エージェントとして下記3社を紹介したいと思います。
<引用:doda公式サイト>
大手企業の求人数が業界トップクラスであることから人気の転職エージェントです。
業界ごとに担当者が分かれており、企業の深い情報を知る担当者がスピード感もって支援をしてくれます。
大手企業に早く転職したい!という人におすすめの転職エージェントです。
公式サイト: 転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
<引用:マイナビジョブ20's公式サイト>
初めて転職活動をする人や、20代の転職者には、マイナビジョブ20’sがおすすめです。
新卒採用も行なっているマイナビは他の転職エージェントより、丁寧で優しい担当者が多い特徴があります。
応募書類の添削や面接指導も徹底的に行ってくれるので、手厚いサポートをして欲しい方には特におすすめな転職エージェントです。
公式サイト:20代・第二新卒・既卒の転職ならマイナビジョブ20's!!
パソナは地方を含めた全国における大手求人が豊富で、初回から紹介してくれる求人数が多いことでも人気な転職エージェントです。
また、転職成功者が多く、これまでの実績をもとに、面接対策や企業側に対する年収交渉をしてくれます。
転職で年収アップめざす人に特におすすめな転職エージェントです。
公式サイト:キャリアアドバイザーの親身で丁寧なサポート【パソナキャリア】
転職エージェントは、担当者によって紹介の質に差がでてくるので、2~3社の登録をすることをおすすめしています。
ぜひ公式サイトを確認し、自分にあった転職エージェントに登録してみてください。
皆さんの転職活動が時短でき成功することを願っています(^^)/
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