面接が上手い人って、羨ましいですよね。
私は新卒での就活の時、面接がとても苦手で、たくさん練習をしても面接本番で上手く話ができない自分を面接後に嘆いていました。
そんな私が、面接する側になり、年間で100人以上の面接をすることで、面接が上手い人と上手でない人には差や、面接の必勝法について理解することができました。
そこで、今回は中途採用の面接における必勝法を紹介したいと思います。
面接には必勝法がある
面接の必勝法には下記のようなものがあげられます。
1.一つの質問に対する回答は短く端的に
2.面接はコミュニケーション
3.質問は相手が喜ぶ質問をする
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面接の必勝法① 一つの質問に対する回答は短く端的に
面接でまず第1におすすめする必勝法は、質問に対する回答をできる限り短くすることです。
中途採用の面接は、15分〜30分程度の新卒の面接と違い1時間程度の時間が設定されます。
そのため面接にくる候補者の中には、特に自己紹介や経歴の部分でも、とても丁寧に質問の回答を準備してきてくれる方もいます。
しかし中途採用における面接の時間が長い理由は、その人の性格や経歴について確認するためだけではなく、今の時点で身についているスキルで今回求人を出している仕事でもしっかり成績を出してくれるかどうかを見極めるためにです。
そのため、自分の実績やスキルについては丁寧な説明をする必要がありますが、自己紹介や経歴(例えば退職理由など)で丁寧な回答を準備する必要はありません。
これはあくまでも目安ですが、一つの質問に対しては「100文字程度の回答にまとめる」とスッキリした回答をつくることができます。
また、回答する時は出来るだけ初めにポイントを言ってしまい後で少し付け足しをする形にすると質問に対する答えが面接官に伝えやすくなり面接で合格しやすくなります。
そしてさらに、面接の必勝法としては、自分の聞かれたいことを質問させるという必勝法があります。
それは、特に中途採用の面接で重視される「実績」や「スキキル面」の質問において、ひとまず面接官に興味を持たせるような要点を回答し後から面接官から追加での質問させるという必勝法です。
この方法を用いることで、自分の評価が高くなる質問の時間が長くなり、面接全体の評価も高くなるという効果を出すことができるという必勝法になります。
初めからこのテクニックを本場でやるのは難しいと思うので、例えば面接の準備をする時に実績に対する全体の回答を書き出してみてから、この中でのポイントを箇条書きでもあげてみる。そして、そのポイントそれぞれにつながるエピソードを考えてみる。
そこまで出来たら、面接官になったつもりで初めの質問、次の質問を考えてみると、自分が何と回答すると面接官が質問してくるようにかるかが少しずつ分かるようになります。
(各エージェントが行なっている面接練習でも練習出来るので、これらのサービスも活用してみてください!)
このように、面接では質問に対する回答は短く、面接官からの質問には全て端的にポイントだけを回答するようにし、自分の聞いてほしい質問事項については相手に数回質問されるように回答していく必勝法を用いることで面接の評価をあげることにつながります。
面接の必勝法② 面接はコミュニケーションであることを忘れない
転職の面接では、志望動機やこれまでの実績、長所や短所、自己啓発などある程度決まった質問がされます。
そのため、多くの人が質問に対する回答を考えた上で面接を受けます。
もちろん面接に向けての準備は必要です。しかし、そこで忘れてはいけないのは面接はあくまでも面接官とのコミュニケーションの場ということです。
面接官をしていると、自分が考えてきた回答を早く答えたい気持ちから質問に対する回答からずれている人や余分に回答をしてしまう人がいます。
質問の回答がずれてしまうことが多くなると、面接官への印象が悪くなるだけでなく社会人に必要なコミュニケーション能力が低いと評価され面接を落とされてしまうことがあります。
そのため面接の必勝法としては、どうしても伝えたい自己PRは初めの自己紹介や志望動機に盛り込むようにして、面接官からの質問にはきちんとその質問対する回答をするようにしましょう。
面接の必勝法③ 逆質問では相手が喜ぶ質問をする
面接の最後に必ず聞かれるのが「何か質問はありますか。」という質問です。
大抵の人は、仕事をする上でのやりがいや、職場の雰囲気など当たり障りがない質問をされます。
しかし、この質問にも一工夫すると面接官に大きな印象を与えることができる必勝法を使うことができます。
その方法は、質問で面接官の喜ぶ質問をするという必勝法です。
具体的に言うと、例えば面接官が営業部の人の場合、今その企業が売り上げを伸ばしたいと考えている製品があればその製品についての質問をすることで、会社のことを良く調べており入社後に率先力として働く意欲が高いことがアピールすることできます。
(逆に、あまり順調にいっていない事業や人手不足から回っていない仕事について質問をしてしまうと印象があまり良くなってしまうので注意が必要です。)
この必勝法を上手く面接で使うためには、応募先のホームページや企業情報が豊富に掲載されている四季報を活用するとともに、転職エージェントから応募先の現状についての情報収集をすることも必要になります。
面接が苦手でも必勝法を使えば合格する
今回は、中途採用の面接における必勝法として「回答を短く端的にすること」や、「コミュニケーションをとるつもりで面接をすること」、「逆質問も自己アピールに使えること」の3つの必勝法を紹介しました。
面接が苦手だと悩んでいる人は、自分だけが面接で上手く答えられないと考えてしまいがちです。
しかし、人生の中で仕事に関わる面接の機会は少なく誰もが得意としてる訳ではありません。
面接が通りやすい人は、たまたま面接官が自分と相性の合う人ばかりに当たってきたのかもしれませんし、100点満点で採用されているかなんて誰にも分からないことです。
面接は応募先の情報収集をおこない、自分なりの準備をしっかりし、今回の紹介したような必勝法を使って面接を受ければ合格するようになります。
自信を持って面接に臨むようにしましょう!
面接情報を多く教えてくれる転職エージェント
中途採用の面接対策では、応募先の情報収集が大切になることを前までの項で紹介しました。
面接に必要になる応募先の情報とは具体的に言うと、職場で働く人の特徴や雰囲気、面接官の人柄や過去の面接で聞かれた質問についての情報を得ることができると面接の合格率を上げることができます。
そこで、ここでは転職支援の実績が高く、さらに面接に関する情報を多く教えてくれる転職エージェントとして下記3社を紹介します。
<引用:doda公式サイト>
大手企業の求人数が業界トップクラスであることから人気の転職エージェントです。
業界ごとに担当者が分かれており、企業の深い情報を知る担当者がスピード感もって支援をしてくれます。
大手企業に早く転職したい!という人におすすめの転職エージェントです。
公式サイト: 転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
<引用:マイナビジョブ20's公式サイト>
初めて転職活動をする人や、20代の転職者には、マイナビジョブ20’sがおすすめです。
新卒採用も行なっているマイナビは他の転職エージェントより、丁寧で優しい担当者が多い特徴があります。
応募書類の添削や面接指導も徹底的に行ってくれるので、手厚いサポートをして欲しい方には特におすすめな転職エージェントです。
公式サイト:20代・第二新卒・既卒の転職ならマイナビジョブ20's!!
パソナは地方を含めた全国における大手求人が豊富で、初回から紹介してくれる求人数が多いことでも人気な転職エージェントです。
また、転職成功者が多く、これまでの実績をもとに、面接対策や企業側に対する年収交渉をしてくれます。
転職で年収アップめざす人に特におすすめな転職エージェントです。
公式サイト:キャリアアドバイザーの親身で丁寧なサポート【パソナキャリア】
転職エージェントは、担当者によって紹介の質に差がでてくるので、2~3社の登録をすることをおすすめしています。
ぜひ公式サイトを確認し、自分にあった転職エージェントに登録してみてください。
今回の記事で紹介した必勝法を参考に面接が苦手な人でも面接に合格することを願っています(^^)/
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