事務の仕事から営業へ職種を変えたいという人が、年々増加傾向にあると言われています。
営業の仕事は会社の花形とも言われ、バリバリ結果を出す営業マンはカッコ良いですよね。
最近では、たまたま新入社員としての配属が総務や人事、経理といった事務系だった人が営業をやってみたいと考え職種を変えるという職種変更だけでなく、時代の流れで女性の総合職採用が積極的になってきたため、女性の中で事務の仕事から営業に職種を変えたいと考える人も増えてきました。
しかし、事務から未経験の営業への職種変更では注意するべき点もあります。
そこで今回は、事務から営業に職種を変えたいと考える人に教える転職の賢い方法について教えたいと思います。
◉事務から営業に転職する時に注意することと転職ノウハウ3つ
事務から未経験の営業に職種を変える転職をする場合には下記のような注意する点があります。
- 研修制度があるか
- 基本給のアップは見込めるか
- ノルマの制度が適切か
一つずつ説明したいと思います。
1.営業未経験者に対する研修制度があるか
事務の仕事から営業へ職種変更をする場合、とても重要なのが新しい職場に研修制度があるかどうかです。
営業の仕事は、ただ会社の商品を売れば良いというものではなく、下記のような知識を得た上で営業を行う必要があります。
- 営業で行う業務の流れ
- 目標設定や計画立案の方法
- お客さんの情報収集方法
- 新規のお客さんの開拓方法
- ライバル社の情報収集方法
- 価格交渉の方法
小さな会社の場合には、先輩について一緒に営業先を回りながら学ぶというスタイルをとっている会社もありますが、このスタイルはかなり知識を習得するのに時間がかかってしまいます。
20代の若手での転職で仕事に慣れるのに時間がかかってもあまり問題にされない場合には、このスタイルの会社へ入社しても問題ありません。
しかし、20代後半や30代以上の人になると早く仕事を覚えて独り立ちしたい気持ちも大きいと思うので、できれば入社時に研修を受けられるような制度が整っている会社を選ぶようにしましょう。
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2.事務から営業になることで基本給のアップは見込めるか
営業の仕事はノルマがあることや商品の運び出しなどの肉体労働があること、自分で運転をして営業先に向かう必要があることから、事務の仕事より身体的な負担が高い傾向があります。
そのため事務から営業に転職する時には、基本給がアップするかも重要な転職先選びのポイントになります。
営業には営業手当てがつく会社もありますが、この手当は車での移動時間が残業代に入らないことや外出が多いことからお茶など細々した出費があるために出ている場合もあります。
そのため事務から営業に転職する時には、基本給のアップが見込めるかをよく確認するようにしましょう。
3.営業ノルマの設定が適正か
営業の仕事がつらくなる理由の一つが、達成できないノルマを課せられることです。
しっかりした企業であればノルマは市場の状況を分析し企業の去年からの成長率をもとにノルマを設定しています。
しかし社員に無理なノルマを課す会社では、何の根拠もなく目標値としてノルマを設定しているため営業マンが苦しい状況に追い込まれる事態になっています。
事務から営業に転職する時には、
①ノルマの設定がどのように設定されているか
②前期のノルマを達成できた社員の割合
について面接の場や、転職エージェントの担当者に問い合わせてから新しい職場選びをするようにしましょう。
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◉事務から営業への転職はしやすい状況
女性の積極的な雇用や人工知能の発達に伴い、事務から営業への転職を希望する人は増加傾向にあります。
しかし、転職市場では事務から営業への転職はしやすい状況であり今はまだ積極的に採用される傾向にあります。
事務から未経験の営業に転職する時には、転職後に早く仕事に慣れるために新しい職場の制度や受け入れ態勢にも注意する必要があります。
今回の記事を参考に、事務から営業への転職を考えている人は、給料が高くモチベーションも上げられる職場選びに是非挑戦してみてください。
皆さんの新しい職場選びが成功することを願っています(^^)
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