社会人として働きながら転職活動をしていると、様々な理由から面接をドタキャンしなければならない事態が発生することがありますよね。
私も採用担当者として働く中で、何度も面接のドタキャン連絡を受けたことがあります。
皆さんとても申し訳なさそうに連絡をしてくださいますが…
社会人のスケジュールは仕事が優先されるので、私用の予定変更は当たり前のようにあるものだと私は思っています。
しかし転職希望者側には、自分のために準備をしている相手にできるだけ不快感を与えなくないと考える人は多くおり、何と伝えるべきか悩む人も多いですよね。
そこで今回は転職面接をドタキャンする時に不快感を与えない理由について紹介したいと思います。
転職面接をドタキャンする時に使える理由3つ
面接ドタキャンの理由で相手に不快感を与えない理由には下記のような理由があります。
- 体調不良
- 仕事の都合
- 他の志望している企業へ内定した
これらの理由について一つずつ説明したいと思います。
スポンサーリンク
面接ドタキャン理由①体調不良
最もシンプルな理由で、相手側も無理して来い!とも言えないので、突然の面接ドタキャンでは使いやすい理由になります。
学生の時は体調不良を理由に学校を休むとずる休みをしたのでは?なんて思われることがありましたが、社会人になると、体調不良の時は周りの人にも迷惑をかけるため休むのは当たり前という認識になるため、心配することはありません。
また、体調不良を理由に面接をドタキャンする時には、具体的な病名や体温や症状などを具体的なことを言う必要はありません。
(伝えたとしても担当者が詳細までを面接官まで伝えることはほとんどありません。)
風邪や腹痛などによる体調不良のため面接を取りやめたいことを電話で伝えるようにしましょう。
しかし、体調不良を理由に転職面接をドタキャンした場合、日程変更の提案を受ける可能性があります。
面接を今後も受ける気がない場合でも、面接ドタキャンと選考中断を一緒に伝えるとウソをついたという認識になってしまうので、選考を断るのは後日改めて連絡することをおすすめします。
スポンサーリンク
面接ドタキャン理由②仕事の都合
仕事の都合で転職の面接をドタキャンする場合は、素直に仕事の都合でと伝えることをおすすめします。
具体的な理由は伝える必要はありませんが、取引先の依頼で急なスケジュール変更が発生したなどざっくりとした理由を伝えると採用者側には全く不快感を与えずに面接をドタキャンすることができます。
社会人は面接があってもお金をもらって働いている以上は仕事が優先になります。
面接官もそのことはよく理解していますし、ドタキャンされても憤慨することはまずありません。
仕事の都合での面接をドタキャンした場合も、面接日程の変更を聞かれてるため、面接を今後も受ける意思がある場合には、自分のスケジュールを把握しておき伝えるようにしましょう。
(今後の選考を断りたいと考えいる場合には、面接ドタキャンの連絡とは別に後日改めて連絡することをおすすめします。)
面接ドタキャン理由③他の志望している企業へ内定した
この理由で今選考中の企業の面接をドタキャンするのは、ちょっと怖い気もしますよね。
でも大丈夫です。
採用者側も他の候補者を面接しているように、転職希望者も他の企業の面接を受けていることを理解しています。
どこの企業への内定ですか?なんて聞く会社もありますが、業界ぐらいを答える程度でそれ以上を伝える必要はありません。
この理由で面接をドタキャンする場合には、同時に今後の選考中断の連絡もすることとなるので、連絡が一度で済んでしまいます。
他の企業への内定が決まった場合には素直に伝えるようにしましょう。
ドタキャンしたけど、また面接を受けたい場合
面接のドタキャンの連絡をしても、改めて面接をして欲しい場合もありますよね。
その時には、下記の方法を取る必要があります。
- 自分の都合の良い日時をあらかじめ伝えておく
- 一度断られても改めて連絡する
前の項でも伝えたように、採用者側は他の候補者の面接も同時に行っています。
選考で不利にならないよう、自分の都合の良い日時を伝える場合は、できるだけ早い日程で伝えるようにしましょう。
例えば、本日予定していた15時からの面接は〇〇の理由で難しくなりましたが、本日の19時以降でしたら可能です。
なんて伝えてもらえると、熱意も伝わりますし、採用担当者側で調整がしやすくなります。
中途採用の場合、ほとんどの企業は能力重視で採用をするため、面接をドタキャンしたからといって次の面接設定をしてくれないことはありません。
しかし、たまたま良い候補者が他にいる場合ですぐに採用を決めたい場合などには面接を断られてしまう場合もあります。
面接のドタキャン理由が自分ではどうしようも無い理由の場合悔しくなりますが、できるだけ熱意を伝えてみても難しい場合は縁がなかったと考えるようにしましょう。
スポンサーリンク
面接ドタキャンは理由があれば問題ない
社会人になると、相手との約束は絶対!という意識がつくため、面接をドタキャンせざる得ない状況になると焦ってしまう人が多くいます。
しかし、今回の記事の中でも伝えたように、働きながら転職活動をしている人の面接ドタキャンは採用担当者からすると当たり前に起こることで何度も経験することです。
焦って色々な理由を考えることで、ややこしい理由を伝えてしまう人もいますが、転職の面接ドタキャンの理由はシンプルで誠意が伝われば問題ありません。
面接をドタキャンする場合で、改めて面接設定をして欲しい時も、はっきりとその旨を伝えてあとは担当者に調整してもらうようにしましょう。
スポンサーリンク