採用担当者Namiのブログ

人事部の採用担当者として働く私が、普段の人事業務を通じて感じていることや、転職を成功させるコツについて紹介したいと思います。

海外勤務するにはどうすれば良い!?人気の国やリスクも紹介!

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皆さんは海外勤務したいと思いますか?

 

海外勤務に関しては、手当がたくさんもらえるとか、定時で帰れるとか、土日は観光ができるとか色々な良い噂ばかり聞きますよね。

 

そのため、特に最近ではサラリーマンとして働いているうちに一度は海外勤務したいと考えてる人は結構多くいます。

 

しかし、海外勤務するには社内の様々な選考を通過し人事異動のタイミングなど運の部分もクリアしてやっと叶えられるもので難しいこともたくさんあります。

 

今回は、海外勤務の現状や、人気の国、海外勤務するにはどんなことが必要か、海外勤務のリスクについても紹介したいと思います。

 

◉海外勤務するには海外勤務の現状について知るべき

海外勤務するにはどうすれば良いか。

その解説をする前にまずは、現在の海外勤務事情について下記の点を説明したいと思います。

 

  • 海外勤務に行っている日本人の数
  • 海外勤務で希望の多い人気の国
  • 海外勤務の任期

 

海外勤務に行っている日本人の数

現在では、海外勤務している日本人の数は約25万人いると言われており、全国の労働者からおおよその割合を出すと約0.5%程度が海外勤務者と言えます。

 

グローバル化が進む日本では年々、海外勤務者が増加していると言われていますが、全体で見ると1%にも満たないことが分かり、海外勤務するには努力しないと希望がなかなか通らないことも良く理解できますよね。

 

海外勤務で希望の多い人気の国

次に海外勤務を希望している人から人気の高い国について紹介したいと思います。

 

まずはじめに、日本人がよく赴任する海外勤務先の国を下記に紹介します。

 

  • 中国
  • アメリカ
  • シンガポール
  • マレーシア
  • イギリス
  • インドネシア
  • タイ
  • ベトナム
  • ドイツ
  • 台湾
  • インド
  • フィリピン

 

日本人が海外勤務でいく国は日本から比較的近く工場なども多いアジアが最も多くなっています。

 

この中でも特に海外勤務したい人から人気の国について紹介します。

 

海外勤務先として人気の国①ドイツ 

海外勤務でヨーロッパに行きたいという人は多くいますが、その中でも特に人気が高いのがドイツになります。

その理由として、ドイツは自動車産業界で世界第4位の国であり、ヨーロッパの中でも経済的に安定しており治安が良い点があげられます。

 

公用語はドイツ語になりますが、英語を話せる人も多く街並みはとても綺麗です。

ドイツには、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなったノイシュヴァンシュタイン城やケルン大聖堂などの大人気の観光スポットがあるため休日に観光することができます。

 

またヨーロッパの中心の位置にあるドイツはポーランド、チェコ、オーストリア、スイス、フランス、ルクセンブルク、ベルギー、オランダ、デンマークといった9つの国に囲まれた国であり隣国への観光もできてしまう海外勤務するにはとても魅力的な国となっています。

 

海外勤務先として人気の国②アメリカ

アメリカは最先端の技術を持つ企業が多く存在し、ワークライフバランスの高さからも海外勤務を希望する人から憧れやすい国です。

合理的に仕事を進めていく人が多いため、日本のように仕事上で人間関係トラブルで悩む人が少ないという特徴もあります。

また日本からの留学生や観光客、駐在員も多く暮らしているため日本人向けのスーパーやレストランも多いというのも海外勤務するには人気の理由の一つとなっています。

 

海外勤務先として人気の国③タイ

日本の工場が多くあるタイ。日本からは飛行機で6時間程度で到着し、気温は年間を通じて温暖な気候となっています。また国民の95%が仏教徒であり治安が良いことからも海外勤務するには人気が高い国となっています。

そして、タイで働く最大の魅力としては、物価の安いことから良いマンションに住み、有名なレストランで料理を食べられるなど良い暮らしができるという魅力があります。

 

観光では首都のバンコクでは王宮や寺院が人気があり、リゾート地としてはプーケット、サムイ、パンガンといった島々でマリンスポーツを楽しむこともできます。

 

海外勤務先として人気の国④シンガポール 

アジアの金融センターとしての役割を果たすシンガポール。2018年の一人当たり名目GDP(国内総生産額をその国の人口で割った数)は8位であり、26位の日本をはるかに抜いており生産性が高く急成長中の国だと言えます。

 

そんなシンガポールは日本から飛行機で7時間程度で到着することができます。

 

物価は日本と変わらないレベルですが、治安が良く、公用語は英語、日本食レストランが多くあるため、海外勤務するには働きやすい環境だといえます。

 

また多文化の人が多くいる国であり、職場でもマレーシア系、インド系、中華系など様々な民族の人と関わりながら働くことができる魅力があります。

観光地に関してはマーライオンパーク、プールで有名なマリーナベイサンズ、ナイトサファリなどがあります。(観光地に関しては、日本からくる観光客からは観光地が少ない!と言われることもしばしばあります。)

 

海外勤務先として人気の国⑤台湾

台湾は日本から飛行機で4時間程度で到着することができ親日国であることからも日本人がとても働きやすい国です。

 

中国語が使われることが多い台湾ですが、初めて行った人は驚くほど、日本語も通じます。テレビでもNHKなど日本の番組が放送されていることもあり慣れるのに時間がかからない国といえます。

 

食事は中華系の料理をはじめとし、豚肉を甘辛く煮詰めてご飯にかけたものなど日本人の口に合った料理が多くあります。また夜市などでは300円ぐらいあれば満腹になるほど食事を食べることができコストがかからないのも魅力の一つです。

 

観光地はジブリの千と千尋の神隠しの舞台てして有名になった九份や寺院、市場などがあります。街並みが全体的にゆったりとした、日本でいうとど昭和的な雰囲気があるため海外勤務するにはゆったり仕事をすることができると人気を集めています。

 

◉海外勤務の期間について

海外勤務の期間は基本的に3年〜5年の企業が多い傾向があります。

 

また海外勤務の期間は赴任地によって変えている企業も多く社会保障協定の有無によっても期間が左右されている傾向があります。

 

社会保障協定とは…

保険料の二重負担や年金受給資格の問題(掛け捨て)を防止するために加入するべき制度を二国間で調整し、年金加入期間の通算を行うための二国間協定(条約)である。

Wikipedia より引用

 

せっかく海外勤務のチャンスを得られたのだからずっと海外にいたい!と思う人もいるかもしれないですが…

 

自分自身だけでなく家族の生活や今後のキャリアを考えると、一つの国で海外勤務するには5年以内が限界なのかもしれません。

 

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◉海外勤務するには必要なこと

海外勤務をするには社内で様々は選考をクリアしないといけないことや運の部分もあることを前の項でお伝えしました。

 

そのため、海外勤務するためには自分が海外勤務をできる人だということを会社にアピールする必要があります。

 

アピールするタイミングとしては、人事考課の時期上司との面談の機会が一番ですが、日頃の仕事の中でも下記のようなポイントをアピールできるよう仕事をする必要があります。

 

  • 語学が堪能でコミュニケーション力が高い
  • 信頼できる
  • 赴任先でも最大限の能力を発揮できる
  • 自分自身の安全性を守れる

 

海外勤務するには、日本人が少ない環境でもタフに実績が出せること、そして上司の目が届かな居場でも安心して仕事を任せてもらえる信頼があることが必要になります。

 

海外勤務は憧れから目指す人が多くいますが、実際には赴任する国は選べず、職場によっては日本よりかなり苦労する国もあります。

 

また日本では想像できないようなトラブル(現地社員が捕まるとか、会社のお金を横領されるとか、突然来なくなるなど…)が発生することも多々あります。

 

そのようなトラブルに巻き込まれても自分自身の実績を出せる人でないと、せっかく海外勤務のチャンスを与えられても失敗して帰国することになるリスクもあります。

 

上のアピールポイントは、海外勤務をするには必要になることですが自分自身が海外勤務ができるかの基準の確認としても利用してみることをおすすめします。

 

◉海外勤務するには海外勤務するリスクも知っておくべき

冒頭でも伝えように海外勤務に関する噂は良い噂ばかりを聞く機会が多い傾向があります。

 

しかし実際には、海外勤務をするには下記のようなリスクがあることも理解しておく必要があります。

 

  • 差別を受ける可能性がある
  • 勤務先の国が合わないこともある
  • 帰国後の配属先が決まらないことがある
  • 出世が遅れる可能性がある

 

一つずつ解説したいと思います。

 

差別を受ける可能性がある

日本で生活をしていると、人種によって差別されるという経験はなかなかしないですよね。

 

しかし、海外では日本人であることで差別を受けることがあります。

 

特にアメリカやヨーロッパの国で働くことになると社内ではさすがに差別を受けることは少ないですが社外の人と仕事のやり取りをする際に差別を受けるリスクは多くあります。

 

このように海外勤務をするには海外で仕事をする際にも差別を受ける可能性があることを理解しておく必要があります。

 

勤務先の国が合わないこともある

以前観光で行ったことがある国でも、働いた場合と観光で行った時の印象は大きく変わるものです。

 

特に海外勤務の場合、職場に現地採用の外国人が働いていることが多くその現地人との異文化間交流が上手くいかないことで、せっかくチャンスを掴んだ海外勤務が嫌になってしまう人もいます。

 

そのため海外勤務するには、自分の会社の 海外支社がどこにあるのか分かる人は、海外勤務を応募する前に自分でその国で働く日本人がどんな苦労をして働いているか調べてみるとより安心して希望を出すことができると思います。

 

帰国後の配属先が決まらないことがある

海外勤務に行ける人は社内でも優秀な人が多いため、帰国後の配属先が決まらないなんて信じられないですよね。

 

でもこれ、実は多くあるトラブルなんです。

 

その理由として一番多いのが、海外勤務の期間が明確に決まっておらず、急な帰国になることが多いことがあげられます。

 

例えば、はじめは3年間の勤務予定だった人が、後任の人がなかなか決まらず勤務期間が延びて3年7ヶ月の勤務になりました。

 

はじめの帰国予定の際には受け入れ部署がしっかり決まっていましたが、期間が長引いたため他の人がその部署に配属になり、結果として配属先がなくなってしまったことから、とりあえず総務部への配属となりました。

 

こんな例を聞いたことはないですか。

 

海外営業部の人しか海外に行かないよーという会社の場合には帰国後も海外営業部配属になるため全く問題ありません。

 

しかし、帰国後もあらゆる部署に配属される予定がある場合には、海外勤務になる前にあらかじめどこの部署に配属になる可能性があるのかや、自分自身は帰国後どの部署で働きたいかをしっかり人事部に伝えておくことをおすすめします。

 

また、海外で働いている間も定期的に部署の人や人事の人とメールや電話で仕事の近況報告をするようにし、特に帰国が近づいた年には自分でも情報収集しておくことをおすすめします。

 

出世が遅れる可能性がある

海外勤務になる人は会社から信頼があり優秀だと認められた人です。

 

しかし、海外勤務が原因で出世が遅れたと言う人もいるのが事実です。

 

その理由としては、

 

1.昇格試験を受けれない

2.上司の評価が曖昧になる

3.海外勤務の間に力がつかない人がいる

 

という理由があります。

 

1.昇格試験を受けれない

海外勤務をしたせいで、昇格試験を受けれないなんて会社の制度がおかしいと思いますよね?

 

最近では海外勤務者が増加してきたので少しずつ海外勤務者の昇格規定を見直す企業も増えてきてはいるようですが老舗の大手企業ではまだまだ海外勤務者組の出世が遅れるという実態は残っているようです。

(帰国後に無条件で1ランク上げて帰国させるという企業もあるようです。)

 

2.上司の評価が曖昧になる

海外勤務者の評価は、上司の評価が曖昧になりやすいという傾向があります。

赴任先の職場の上司が評価してくれる場合や、しっかりした上司の場合にはきちんと海外の市場や現状を理解して評価してくれますが、

 

日本にいる上司が評価をつける場合、直接会わない分、現場の大変さが伝わりにくく評価を曖昧につけられることで結果的に出世が遅れるということもあるようです。

 

3.海外勤務の間に力がつかない人がいる

海外勤務で働いていると、日本とは異なる仕事の手法を身につけることは多くあります。

 

しかし、日本でも活かせる仕事の方法は身近に質問できる先輩や上司が少ないこともあり身につかず、結果的に日本に帰ってきてから感覚を取り戻すのに時間がかかり出世が遅れる場合もあるようです。

 

優秀な人が多い海外勤務者の実力や知識を日本に帰国してからもしっかり活かせるよう今後社内規定の見直しや上司の教育が必要になることが良く分かりますね。

 

以上が、海外勤務をすることでのリスクになります。

海外勤務をするには良いことばかりではなく、このようなリスクについても自分自身で理解し対策をねっておく必要があります。

◉海外勤務をするには努力が必要だが挑戦するべき

今回は海外勤務の現状や海外勤務するには自分でに日頃の業務の中でもアピールすることが必要になること、海外勤務をすることによって起こる可能性があるリスクについて紹介しました。

 

社内の海外勤務者達からは良い話ばかりを聞きやすいため、間違った認識を持ってしまう人もいます。

 

そのため今回は海外勤務するには知っておくべきリスクも含め、少し苦労話も紹介させて頂きました。

 

しかし私も海外生活をした経験がありますが、海外勤務をすると自分の視野が広がり様々な文化の人々と仕事をすることで仕事に対する考え方も変化します

 

また海外勤務者の希望が増加していることは、日本の社会がグローバル化していることを象徴しており、上昇志向の高い社員が増えているとも考えられます。

 

今働いている会社で海外勤務者の応募ができるなら、ぜひ今回の記事を参考に挑戦してみたください(^^)!

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