転職活動の書類選考で通らないことが続くと、落ち込んでしまいますよね。
しかし、書類選考は中途採用で、最もライバルが多く通過しにくい段階でもあります。
そのため、書類選考では多くの人がつまづいているという実態があるのです。
しかし、これまで何千人もの書類選考を行ってきた私の経験からすると、書類選考に通らない人には同じような特徴があり、その特徴を修正するだけで選考に通りやすくなる傾向があります。
そこで今回は、「書類選考に通らない理由と解消法」について紹介したいと思います。
採用担当者が書類選考にかける時間は一人5分以内
転職をする時に作成する書類には履歴書と、職務経歴書がありますよね。
特に職務経歴書の作成には時間がかかって苦労する人が多くいると思います。
しかし、そんな苦労して作成した書類も、、
実際の採用の場では一人約5分程度の時間で合否が決められてしまうという実態があります。
ポジションにもよりますが、一つの求人を出すと大体1週間で100件以上の書類が採用担当者の元に届きます。
これらのライバル達の中で、勝ち抜くためにはやっぱり自分の魅力を一瞬で分かりやすく伝える応募書類を作成する必要があるのです。
転職希望者も働きながら準備をしているのでなかなか難しいですよね。
でも大丈夫です。
次の項で紹介する選考に通らない理由を理解し、少しの修正をすれば選考に通りやすくなります。
転職の書類選考に通らない理由5選
書類選考に通らない理由には下記のような理由があります。
- 字が汚い
- 証明写真の印象が悪い
- 個性的なメールアドレス
- 志望動機が使いまわされている
- 実績が分かりづらい
一つずつ解説したいと思います。
書類選考が通らない理由①字が汚い
履歴書を手書きで作成している人はいませんか。
新卒の就職活動では履歴書の作成が手書きが当たり前だったのでその名残で中途採用の履歴書も手書きで準備をしてくれる人がいます。
しかし、応募書類の字が汚い人は、採用担当者に与える印象が悪くほとんどの確率で選考落ちをしてしまいます。
今の時代はほとんどの人が応募書類は全てパソコンで作成しています。
また応募書類はパソコンで作成しておくと、他の企業への応募の際にも使えるので効率面からしても履歴書はパソコンで作成することをおすすめします。
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書類選考が通らない理由②証明写真の印象が悪い
応募書類に使われている証明写真の印象が悪いことも、上の字が汚いと同様に採用担当者の印象を悪くし、書類選考に通らない理由につながります。
見た目なんか関係ない。
そう思うかもしれないですが、実際の採用の現場では見た目も採用基準に入っています。
自分が商品を買う時やサービスを受ける時には、清潔感があって印象の良い人から買いたいと思いますよね。
応募書類に使う証明写真は、さわやかで清潔感のある印象を与える写真を用いるようにしましょう。
書類選考が通らない理由③個性的なメールアドレス
書類選考をしていると良く見かけるのが、個性的なメールアドレスです。
企業との連絡目的のメールアドレスにこだわりを持つ必要はありません。
しかし、自分が普段から個人的に利用しているアドレスは何かと余計なマイナス評価を受けう原因になります。
良い例:t.yamada1234@
悪い例:好きなアイドルの名前@
仕事したくない@
→(少しニュアンスを変えてますが本当にあった例です。)
googleやyahooのアドレスはすぐ作成できます。
上のような悪い例になっていない人でも、心配な人は転職用にシンプルなアドレス設定をすることをおすすめします。
書類選考が通らない理由④使いまわしの志望動機
求人の応募に使う履歴書や職務経歴書はパソコンで作成し、どの会社を受ける時にも基のデータを使うことをおすすめしています。
しかし、志望動機やアピールポイントに関しては、応募する企業によって変えることをおすすめします。
特に志望動機は、転職に対する熱意やその人の思考を理解するために書類選考で必ず重視して読まれます。
志望動機を作成する特には、求人に書かれている求められる人物像を参考に、自分の職歴でアピールできる点を盛り込み作成するようにしましょう。
書類選考が通らない理由⑤実績が分かりづらい
中途採用では率先力が求めれています。
そのため職務経歴書では、実績の部分が重視して見られます。
実績はだらだらと文章で書かず、数値を年度ごとにグラフ化するなどで一目で実績がアピールできる方法を使うようにしましょう。
管理系の仕事であっても、~の仕事を月に〇件というように実績は全て数値化し具体的に示すことをおすすめします。
また、特にアピールしたい点に関しては太字や下線などの機能を利用することをおすすめします。
職務経歴書は形式が決まっていないので、ある程度自由に作成することができます。
(横書きなどで作成する人はあまりいないのでおすすめしません)
自分をアピールするプレゼン資料だと考えて、表やグラフなどを効果的に利用し、短い選考時間の中でもライバル達に差をつけられる応募書類を作成するようにしましょう。
少しの修正で書類選考は通るようになる
転職活動を始めても、どこの企業の書類選考も通らないと落ち込んでしまいますよね。
でも冒頭でも伝えたように、書類選考に通らない人でも今回紹介したようなポイントだけを修正すれば書類選考に通過するようになります。
書類選考になかなか通らないという人は、まず今回取り上げたポイントで自分が引っかかっていないかを確認してみてください。
丁寧な書類添削をしてくれるエージェント
書類選考をする前には、多くの転職エージェントで添削サービスをしてくれます。
しかし、私の経験からすると、転職エージェントの中でも、添削の質に差があるように感じられます。
そのため、転職活動の書類選考になかなか通らないという人は下記のようなエージェントを利用してみてください。
<引用:doda公式サイト>
大手企業の求人数が業界トップクラスであることから人気の転職エージェントです。
業界ごとに担当者が分かれており、企業の深い情報を知る担当者がスピード感もって支援をしてくれます。
公式サイト: 転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
<引用:マイナビジョブ20's公式サイト>
初めて転職活動をする人や、20代の転職者には、マイナビジョブ20’sがおすすめです。
新卒採用も行なっているマイナビは他の転職エージェントより、丁寧で優しい担当者が多い特徴があります。
応募書類の添削や面接指導も徹底的に行ってくれるので、手厚いサポートをして欲しい方には特におすすめな転職エージェントです。
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パソナは地方を含めた全国における大手求人が豊富で、初回から紹介してくれる求人数が多いことでも人気な転職エージェントです。
また、転職成功者が多く、これまでの実績をもとに、応募書類の添削や面接対策、企業側に対する年収交渉をしてくれます。
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転職エージェントは、担当者によって紹介の質に差がでてくるので、2~3社の登録をすることをおすすめしています。
転職活動で早く結果を出したいという人は、ぜひ自分にあった転職エージェントに登録してみてください。
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