今の時代は転職するのが当たり前!とよく言っている採用担当者の私ですが、20代で4回以上、30代からは5回以上の転職回数があると「この人ちょっと心配だな~」となります。
実際に中途採用の現場でも転職回数が5回以上の人は、内定がもらいにくいと言われていますよね。
しかし、転職回数が5回以上の人でも、繰り返す転職をマイナスに感じさせない話術を持った人と面接をすると、不思議と人生に深みを感じ「この人と一緒に働きたい!」と即合格にすることがあります。
転職回数が5回以上の人で、面接に合格する人としない人では何が違うのでしょうか。
今回は転職回数5回以上の人でも大手の面接で合格するテクニックについて紹介したいと思います。
転職回数が5回以上でも面接に合格する人の特徴
転職回数が5回以上の人でも面接に合格する人は下記のような特徴があります。
- 話が面白い
- 転職を繰り返す十分な理由を伝える
- 転職することで成長している
話が面白い
転職回数が5回以上でも面接に合格する人には、「話が面白い」という特徴があります。
他の記事でも紹介していますが、、中途採用ではコミュニケーション能力が高いだけで大手の内定をもらう人は多くいます。
コミュニケーション能力が高い人は、面接で自分をプレゼンする力も高いんですよね。。。
普通、これまでの人生の中で転職回数が5回以上もあると聞くと「人づきあいが苦手な人ではないか?」と疑ってしまいます。
しかし、転職回数が5回以上の人で大手の面接に合格する人は、転職を繰り返してきた自分の人生のストーリーを人生経験が豊かという視点に変える話し方をすることができるのです。
日本語って言い換えが色々できるって言われていますが、、
本当に物は言いようですよね。日本語ってすごい.....
「自分のマイナスな面をプラスのことのように話す」
この力を持っていれば、転職回数が5回以上でも十分に大手の面接で合格できると言えます。
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転職を繰り返した十分な理由を伝える
転職回数が5回以上もあると、転職をした理由を詳しく伝えるのは面倒に感じますよね。
また、1つ1つの転職の理由を詳しく話しすぎると、転職を繰り返してきていることが強く印象に残ってしまいそうなので、面接では簡潔にまとめて話そうとする人は多くいます。
しかし、実は、転職回数が5回以上でも大手に合格をする人は、面接で転職を繰り返した理由を丁寧に詳しく伝えています。
たとえば、1つ例をだしてみます。
同じ転職回数5回以上の人で落ちる人の回答、合格する人の回答です。
落ちる人の面接での回答
「これまで5回の転職をしています。
転職理由は1社目、2社目が年収をあげたいと考え転職をしました。
3社目では営業から事務の仕事にうつりたくで転職をしました。
4社目、5社目では仕事の幅を広げたくて転職をしました。」
合格する人の面接での回答
「これまで5回の転職をしています。
転職理由は、1社目、2社目は年収アップのための転職です。
実際に1社目では、年収が30万円、2社目ではさらに20万円の年収をあげることがで
きました。しかし、若さもあって年収アップのための転職を繰り返しましたが、仕事
量が増加してしまい身体的につらくなったため、3社目では事務職への転職をしまし
た。そして、4社目、5社目では、その事務職の専門性を高めるために、4社目では〇
〇の仕事を担当したいために転職をし、5社目では〇〇の仕事を担当するために転職
をしました。」
合格する人と、不合格する人は同じ転職理由ですが、全然違う印象を受けますよね。
転職5回以上でも合格する人の回答は、長ったらしい回答という訳ではありませんが、「〇〇円の年収をあげるための転職」や「〇〇の仕事をするための転職」といったように不合格の回答に比べるととても明確で詳しい理由を伝えることができています。
このように中途採用の面接では、マイナス面であっても具体的に相手を納得させられる理由を伝えるというのがとても大事になります。
転職が5回以上あることを伝えるのが怖い気持ちがあっても、自分が転職で得られたことを前面にだし、面接官を納得させるようにしましょう。
転職することで成長している
転職が5回以上ある人は、逆考えると、5回以上も会社に認められ入社している人でもあります。
それって実はすごいことですよね。人の何倍も努力をしている証明でもあります。
日本では、1つの会社で働くことが美学とされているため、転職を繰り返すことにマイナスイメージがもたれやい傾向があります。
しかし、転職回数が5回以上の人は、人よりも「新しい職場で人間関係を築くこと」や「新しい仕事を覚える経験」をしています。
また、転職を5回以上している人は、それだけ目的意識が高く、自分が今している仕事の意味や適性な給料がもらえているのかについて客観的に考えることができる人でもあるのです。
転職回数が5回以上でも合格する人は、このように転職を繰り返すことで自分が成長をしていることを理解し、面接でもしっかりアピールすることができます。
「人生は何事も経験!」と言いますもんね。
転職を5回以上したからには、その経験から学んだことや自分が成長したことについても面接でアピールするようにしましょう。
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転職を繰り返すのを避ける方法
ここまでで、転職回数が5回以上でも自己アピールの方法を工夫すれば大手の面接で合格することができることを説明しました。
ここでは、ちょっと視点を変えて、転職を繰り返すのを避ける方法についても紹介したいと思います。転職を繰り返すのを避ける方法には下記のような方法があります。
- 我慢する
- 良い求人を見つけてから転職する
- 会社用のキャラをつくる
我慢する
転職を5回以上する人はには、転職を繰り返せるパワーやフットワークの軽さがあります。
その挑戦心と行動力は素晴らしいのですが、転職は年齢が高くなるとハードルが高くなるものです。
年齢を重ねてからは1つの会社で長く働けるように、会社に嫌な面があって少し我慢をするようにしましょう。
良い求人を見つけてから転職する
転職活動は一度はじめてしまうと、途中でやめるのはもったいない気がしますよね。
また内定をもらうと断りにくくなったりもします。
しかし、転職はできれば自分にとって働く条件をあげれる時にするべきで、「まぁいいか。。。」のレベルでは転職をする意味があまりないとも言えます。
このような転職は体力を消耗するだけなので、良い求人を見つけたら転職をするというスタイルに変えていくようにしましょう。
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会社用のキャラをつくる
人間関係が理由で転職をする人も多いですよね。でも、他人のために転職をするって無駄な感じもしますよね。
どこの会社にいっても、「嫌な人」「合わない人」はいるものです。
会社用のキャラをつくり、オン・オフの切り替えをするようにしましょう。
転職回数が5回以上でも合格する人は合格する
今回は、転職回数が5回以上の人が面接で合格する方法について紹介しました。
転職回数が5回以上あると、せっかく転職活動をしても少し弱気になってしまい、条件をどんどん下げて転職してしまう人もいますよね。。。もったいない(T_T)
転職を5回以上しており、これからまた転職を考えている人は、今回紹介したように転職を繰り返すことで得たメリットや自分の成長に焦点をあて、強気で面接に挑んでみて
ください!
皆さんの転職活動が成功することを願っています(^^)/
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