携帯端末では、ドコモ、auに並び国内シェア3位を維持し、移動通信サービスや固定通信サービスを提供するソフトバンク。
今回は、転職市場でも人気の高いソフトバンクの平均年収や年齢別の年収、競合他社との比較、出世コースなどについて紹介したいと思います。
・ソフトバンクの出世コース
・ソフトバンクの年収の特徴
・ソフトバンクへの転職必勝法
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ソフトバンクの平均年収
2019年3月の有価証券報告書データによると、ソフトバンクの平均年収は782万円でした。
通信業界の平均年収は460万円程度と言われているため、業界内でも高い年収と言えます。
また平均年齢は37.9歳、平均勤続年数は12.4年であり、転職者が多いとされる通信業界の中では比較的長く勤める人が多い会社だと言えます。
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ソフトバンクの年収の特徴
ソフトバンクの年収の特徴として、下記の点があげられます。
- 年収の大部分を賞与が占める
- 住宅手当は中途採用者がでない(新卒でも最大3年間)
- 毎年、定期昇給があり月給が数千円程度あがる
- みなし残業制度はないが課長職以上では残業代がでない
- 退職金は確定拠出型年金
ソフトバンクでは、実力で出世する傾向があります。
また昇給に関わる人事評価も年齢や勤続年数に関係なく実力で評価が決まります。
賞与は、業績と個人の成績により変動しますが、平均的に年間で7か月分の賞与支給があります。
退職金は確定拠出年金制度が導入されていますが、「扶養手当」や「住宅手当」などがないことからは福利厚生は日経の企業に比べると手薄だといえます。
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ソフトバンクの職種別平均年収
ソフトバンクの職種には主に下記のような職種があります。
- 総合職(マーケティング、カスタマーサービス、事業開発、人事など)
- 営業職
- エンジニア職
- 販売職
- アソシエイト職
アソシエイト職については、ソフトバンクのサイトでは下記のように説明がされていました。
アソシエイト職
営業、企画、管理、技術など各部門における企画・立案、社内外調整、業務改善などの提案型サポート
職種別平均年収は下記のようになりました。
最も高いのは、営業職の680万円で、最も低いのは販売職の450万円となりました。
営業職の年収が高い理由としては、他部署に比べて残業時間が多いこと(平均30時間程度)や、実績が出しやすく評価主義のソフトバンクでは賞与などで多い金額をもらえることが影響していると考えられます。
販売職の年収が低い理由としては、雇用形態がパートやアルバイト社員が含まれていることや、地域限定の働き方を選べることがあげられます。
ソフトバンクの年齢•役職別年収
採用ホームページによると、ソフトバンクの初任給は下記のようになっていました。
【総合職】
総合職では、高専卒(本科)と大卒・高専卒(専攻科)では10,000円の年収差がありました。
大卒・高専卒(専攻科)と修士了では21,200円の差があり、博士了では31,800円の差がありました。
この年収差をみると、高卒や大卒、大学院卒では年齢も違うので、最終学歴による初任給への影響は大きくないと言えます。
また、アソシエイト職の初任給は205,000円、販売職の月給206,000円となっており、こちらは最終学歴での違いはありませんでした。(応募も高専卒(本科)から大学院卒まで可能です)
これらの初任給や社員からの口コミを参考にするとソフトバンクの年齢・役職別年収は、下記になります。
社員からの口コミを参考にすると、ソフトバンクの年収は実力主義の傾向が強いため、若手のうちから課長や部長職に出世する社員も多い傾向があります。
そのため、必ずしも年齢に応じて年収があがるということはなく、スキルや実力によって出世し年収をあげることができる会社だといえます。
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競合他社との比較
ソフトバンクの平均年収を競合他社である、ドコモ、au(KDDI)、楽天、ヤフーと比較してみました。
ソフトバンクは今回比較した5社の中で、3位の年収になりました。
こちらのデータは2019年3月の有価証券報告書データを基に作成しておりますが、平均年収は、企業の従業員数や雇用形態(バイト社員の有無など)によって上下するため、あくまでも参考程度にしてください。
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ソフトバンクの出世コース
ソフトバンクの出世コースではG1~G6までのグレード制をとっており、 グレードを基に年収が決まっています。
【グレード制】
- G1~G2 新卒~若手
- G3-1 主任クラス
- G3-2 係長クラス
- G3-3 課長代理
- G4 課長クラス
- G5 部長クラス
- G6 本部長クラス
課長職以上になるG4以上が管理職となり、1つのグレードに出世すると、そのまま3年程度はそのグレードに留まる人が多い傾向があるようです。
しかし、ソフトバンクでは年功序列で出世ができる傾向よりも、実力主義で出世が決まる傾向が強くあるため、実力があれば30代で部長職クラスに出世する社員もいるのも実態です。
職種別では、営業部門の社員の出世がやや早い傾向があります。
出世の際に考慮される評価には、実績だけでなく半期に一度の上司との評価面談での結果も影響します。
そのため、「どの部署に所属しているか」や「どの上司の下で働くか」といった運の部分もソフトバンクでの出世には影響を与えると考えられます。
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ソフトバンクへの転職方法
若手でも出世ができ、会社の将来性も高いソフトバンクへ転職するには、下記のようなテップで転職活動を進めることをおすすめします。
①自分の転職市場での価値を確認
②求人があるか確認
③転職エージェントに2、3社登録
ステップ①
転職市場では、時期によって転職市場でのご自身の価値が大きく変化します。
特に、転職で年収やキャリアアップを狙う場合には、まずは現状の転職市場を確認し、ベストタイミングで転職するようにしましょう。
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ステップ②
次に、求人サイトへの登録です。
転職エージェントと異なり求人サイトへの登録は、転職を迷っている段階でも気軽に行えます。
24時間いつでも求人を検索できるので、どんな条件の求人があるのかを確認してみるためにも登録をおすすめします。
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ステップ③
転職エージェントへの登録です。
ソフトバンクをはじめ多くの企業では、中途採用者の年収やポジションは前職の年収、経験を考慮して決定されます。
特に年収に関しては、入社前の交渉によって大きな差が出てくるため、ソフトバンクへの転職を考えている場合には、年収交渉に強い下記のような転職エージェントを利用することをおすすめします。
<引用:doda公式サイト>
・大手企業の求人数が業界トップクラス
・業界ごとに分かれた担当者がスピード感を持って支援
・年収交渉に強い担当者が多い
優良企業に早く転職したい!という人におすすめのエージェントです。
公式サイト: 転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
<引用:マイナビジョブ20's公式サイト>
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