ヤマト運輸は、宅配便で国内首位の企業であり、近年では上海やシンガポールなどアジアへの展開も加速しています。
また、最近ではネットショッピングが過熱し、宅配便の需要が急増していることからヤマト運輸での中途採用はとても活発に行われています。
そこで、今回はヤマトホールディングスの中でも転職市場で人気の高いヤマト運輸の平均年収や、給料の特徴、出世コースについて紹介したいと思います。
・ヤマト運輸の出世コース
・ヤマト運輸の年収の特徴
・ヤマト運輸への転職必勝法
\ 伸びてる業界、企業ランクが一目で分かる /
![]() |
「会社四季報」業界地図 2022年版 [ 東洋経済新報社 ] 価格:1,430円 |
企業研究や志望動機の作成にも活用できます!
ヤマト運輸の平均年収
有価証券報告書データによると、ヤマトホールディングスの平均年収は970万円で、運送業界でも高い平均年収となっています。
また、ヤマト運輸の平均年齢は40.2歳、平均勤続年数は14.0で、長く安定して働く人が多い企業だと言えます。
ヤマト運輸単体でのデータは公表されていませんが、社員からの口コミを参考にすると平均年収は600万円~650万円程度になります。
スポンサーリンク
ヤマト運輸の平均年収の特徴
ヤマト運輸の平均年収の特徴としては下記のような点があげられます。
- 基本給+歩合給+家族手当+地域手当
- 集配した荷物による歩合制
- 残業代は全額支給
- 昇給は年1回
- ボーナスは年2回支給
- 確定拠出年金制度
ヤマト運輸の年収で多くの社員が満足している点として扶養手当が手厚いことがあります。
扶養手当は住んでいる地域により若干差がありますが、例えば東京の23区内に住んでいた場合1人目の扶養者の手当は7万円支給されます。(2人目以降は手当額が減ってきます)
歩合制では「基本となる荷物の数を超えて集配した分」が基本給にプラスされて支払われるようになります。
ヤマト運輸では担当するエリアによってはかなり年収をあげられる制度となっており、特に数が多く不在の件数も少ないオフィス街の担当になると平均年収が増えると言われています。
また勤続年数が増えると仕事をこなるスピードが速くなるため自然と出世や年収があがるようにもなっています。
ヤマト運輸のボーナスは年2回支給され、年間で約6か月分の支給があります。ヤマト運輸の基本給は低めと言われていますが、ボーナスの6か月分支給は運送業界の中では高い水準とされています。
昇給は年2回の評価を考慮し決まるようになっています。毎年必ず基本給があがる定期昇給ではありませんが、社員からの口コミでは「普通に仕事をしている人ならば皆あがる」という口コミがみられました。
また、一回の昇給では平均数千円程度の基本給アップがあるようです。
(管理職への出世を伴う昇給の場合には、数万円以上の基本給アップが期待できます。)
残業は、ほとんど毎日あり平均的に5万円~7万円程度の残業代がつく人が多い傾向があるようです。
しかし働き方改革により、月の残業時間は40時間以内に制限されている関係から、最近では平均の残業代が若干減ったという声もみられました。
スポンサーリンク
ヤマト運輸の出世コース
ヤマト運輸でセンター長、支店長などの管理職に出世するには、「自分から立候補する」必要があります。
自分から出世を立候補することで、初めて管理職へ昇格させるかの判断がされるようになり、年2回の評価などを考慮し出世の有無が決定するようになっています。
また、ヤマト運輸では年2回の評価は、上司からの評価に加え同僚からの評価も取るようになっています。そのため上司の一存だけで評価や出世の有無が決まらないので公平性があるともされています。
ヤマト運輸の従業員は8割が中途採用という現状もあり、年齢や勤続年数に関係なく「体力とやる気」があれば出世ができるようになっています。
そのため、 20代で役職者に出世している人も多い傾向があります。
管理者に出世すると、平均で700万円~800万円以上の年収が期待でき、安定した生活がしやすくなります。
反対に荷物を乱暴に扱う人や交通違反や事故を起こすとヤマト運輸では出世が難しくなるという傾向があるため、出世を狙う場合には荷物の集配数という実績だけでなく日々の業務態度にも注意が必要になります。
\ 伸びてる業界、企業ランクが一目で分かる /
![]() |
「会社四季報」業界地図 2022年版 [ 東洋経済新報社 ] 価格:1,430円 |
企業研究や志望動機の作成にも活用できます!
ヤマト運輸への転職方法
平均年収が高く、転職市場でも人気の高いヤマト運輸ですが、宅配便の需要が急増していることから、ここ最近では転職のハードルは低いとされています。
応募は普通自動車免許を持っていれば応募することができ、入社後に運転の研修も受けることができます。
また、ヤマト運輸は会社全体の8割が中途採用者となっているため、人間関係のトラブルなどを心配せずに入社することができます。
だだし、勤務先などの条件面は選考時に交渉が必要になります。上でも紹介したようにヤマト運輸の年収は勤務地によって地域手当や集配の効率性が変わり、平均年収にも大きく影響がでます。
そこで、ヤマト運輸への転職を考えている人は下記のようなステップで転職活動を進めることをおすすめします。
①自分の転職市場での価値を確認
②求人があるか確認
③転職エージェントに2、3社登録
ステップ①
転職市場では、時期によって転職市場でのご自身の価値が大きく変化します。
特に、転職で年収やキャリアアップを狙う場合には、まずは現状の転職市場を確認し、ベストタイミングで転職するようにしましょう。
\ 調べるにはこちら /
ステップ②
次に、求人サイトへの登録です。
転職エージェントと異なり求人サイトへの登録は、転職を迷っている段階でも気軽に行えます。
24時間いつでも求人を検索できるので、どんな条件の求人があるのかを確認してみるためにも登録をおすすめします。
おすすめの転職サイト
とりあえずどのような企業が求人を出しているのか情報収集をしたい!という人におすすめなのがリクナビNEXT。
転職者の約8割が登録している転職サイトで、リクナビNEXT限定の求人が85%を占めます。
具体的に応募したい企業が決まってない人や同じような企業求人を複数みたい人は、ぜひ登録を。
\ 登録はこちらから /
ステップ③
転職エージェントへの登録です。
ヤマト運輸を初め多くの企業の中途採用では、年収やポジションが前職の年収、経験を考慮して決定されます。
特に年収に関しては、入社前の交渉によって大きな差が出てくるため、ヤマト運輸への転職を考えている場合には、年収交渉に強い下記のような転職エージェントを利用することをおすすめします。
<引用:doda公式サイト>
・大手企業の求人数が業界トップクラス
・業界ごとに分かれた担当者がスピード感を持って支援
・年収交渉に強い担当者が多い
優良企業に早く転職したい!という人におすすめのエージェントです。
公式サイト: 転職で、サイトに掲載されていない【非公開求人】を活用する方法とは?
<引用:マイナビジョブ20's公式サイト>
・20代や若手の求人を豊富に持っている
・担当者が親身で優しい
・分からないことだらけでも安心して転職活動ができる
希望年収の設定をどこにすれば良いかや応募書類の添削、面接指導も徹底的にサポートしてくれるので、手厚いサポートをして欲しい人に特におすすめなエージェントです。
\ 登録はこちらから /
公式サイト:20代・第二新卒・既卒の転職ならマイナビジョブ20's!!
・地方を含めた大手求人が豊富
・一度に多くの求人を紹介してくれる
・経験豊富なベテランの担当者が多い
ベテランのしっかりした担当者に支援してもらいながら、転職で年収アップめざす人におすすめなエージェントです。
\ 登録はこちらから /
公式サイト:キャリアアドバイザーの親身で丁寧なサポート【パソナキャリア】
転職エージェントは、担当者によって紹介求人の質に差があるので、2~3社の登録をおすすめします。
「ヤマト運輸に転職したい!」と考えている人は、ぜひ参考にしてみてください!
スポンサーリンク