「給料が高いこと」や「安定性がある」といった理由から大手企業の中途採用に挑戦しようと考える人は多いですが、大手企業は人気が高いため応募を迷う人もいますよね。
しかし、中途採用では自己アピールのコツをつかむだけで、大手企業に受かる確率が格段に高くなります。
そこで今回は、実際の採用現場でも使われている中途採用で大手企業に入るコツについて紹介したいと思います。
中途採用はコツをつかめば新卒より内定がもらいやすい
新卒採用では、大手企業に応募しても、「学歴フィルター」にかけられ書類選考の時点で不合格になる人が多くいますよね。
これは、新卒採用の場合、能力や将来性をはかるのに学歴以外で判断するのが難しいためともいわれています。
ところが、人手不足を解消するために行われる中途採用では、「即戦力」が求められ、学歴より身についているスキルが重視されます。
そのため、新卒で大手企業に落とされた人でも、自分のスキルを最大限アピールするコツをつかめば大手企業に入るチャンスが大きくなるといえます。
中途採用で大手企業に入るコツ
中途採用で大手企業に入るコツには下記のようなアピール方法があります。
- とにかく早く応募する
- 実績を猛烈にアピールする
- 自分の可能性をアピールする
- 強気で立ち向かう
- 採用部署のメンバーに気に入られる
- 使えるコネは全て使う
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とにかく早く応募する
中途採用で大手企業に入るコツには、求人がでたら、「とにかく早く応募する」必要があります。
中途採用は、「会社の規模を大きくするための計画的な採用」もありますが、ほとんどが「急な人手不足のための募集」です。
このような人手を早く確保しなければならない状況の場合、早く応募した人が優先的に採用される傾向があります。
学校の受験でも受験番号が1番の人は受かると言われていましたよね。
また、早く応募することは、「やる気」
や「熱意」を伝えるコツにもつながります。
中途採用で気になる大手企業の求人を見つけたら、とにかく早く応募するようにしましょう。
実績を猛烈にアピールする
スキル面が重視される中途採用では、実績(仕事での成果)を猛烈にアピールするコツが必要になります。
実績をアピールするには、、、
営業であれば達成率
事務系であれば企画経験
といった具体的な数値や行ったことの例と、実績を出すために磨いたスキルについて説明をする必要があります。
しかし実績をだしてこれた人は、良いですが…
今の職場であまり仕事での成果が出せなかった人もいますよね。
その場合、達成率をごまかしたり、嘘の実績話をしてしまいたくもなりますが…
…残念ながらそれはダメです…(ショーン○のように詐欺罪になってしまいます( ꒪Д꒪)!!)
そこで、アピールできる実績がない人が、最大限に仕事の成果をアピールするためのコツには、、
- 前任者と比較してどうだったか
- マニュアルは作成したのか
- グループ全体の成果はどうだったのか
- どのくらいの期間で仕事を任されたのか
- 受けた研修経験
など、ちょっと一見すると「これって自分の実績なのか?」と思われることでもアピール材料として使ってしまうというコツがあります。
仕事上の成果は、自分一人の成果だけではありません。
自分がたとえ成果を出せなくても、
自分の仕事をその後受け継いだ人が成果を出せた場合や、
自分がある仕事を担当したことでチーム全体が目標を達成できたことは立派な成果です。
自分に大手企業に入るぐらいの実績がないと感じても、
- 自分より前にその仕事をした人に比べたらどうだったのか?(時間が短縮できたとか売り上げが伸びたとか…)
- 自分のチームの達成度はどうだったのか?
- 自分の後を引き継ぐ人はどのぐらいの成果を出せそうか(予想)
というようなことも含めて自分の成果として、しっかりアピールするコツを使うようにしましょう。
自分の可能性をアピールする
中途採用で大手企業に入るコツには、「入社後も自分が成果を出せる人だ」というアピールをするコツが必要になります。
そのために、中途採用の面接で必須の人質問である入社後のキャリアプランについて十分に時間をかけて考える必要があります。
入社したい会社のホームページや社員からの口コミから、3年、5年、10年後に自分が任されそうな仕事や出世コースの情報を入手し、対策するようにしましょう。
面接の質問対策【キャリアプラン編】はこちらの記事で↓
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強気で立ち向かう
中途採用で内定をもらえる人=強気な人です。
(偉そうな人とは違います…。)
強気な人は、仕事を任せても成果を出してくれるという「安心感」と「信頼性」があります。
書類選考、面接どちらでも、
語尾は断定(○ 〜です。× だと思います)語を使うようにしましょう。
採用部署のメンバーに気に入られる
中途採用の面接では、ほとんどの会社で採用する部署の人が面接に入ってきます。
(新卒採用は、配属が決まってないこともあり部署の人が面接しないことも多くあります。)
そして、最終的に採用を決める権限を持つのは、この採用部署のメンバーです。
転職エージェントを利用している場合には、担当者から「面接官の特徴」に関する情報を入手しましょう。
また転職会議など無料の口コミサイトに登録をして、「面接で何を聞かれたか」や「どんなことを言ったら採用されたか」などの情報を入手するようにしましょう。
(大手企業の場合には、口コミ数も数百件以上載ってることがあるのでおすすめです!)
面接官の特徴や聞かれやすい質問を知りたい時はdodaへ
業界ごとに分かれた担当者が対策術を教えてくれます!
使えるコネは全て使う
同じ業界で転職をする場合、入社を希望する大手企業と取引先や代理店が同じ場合があります。
自分が中途採用で目指す大手企業で働く人がいたら、「応募の状況」や「面接官になりそうな人」の情報収集をするコツを使いましょう。
また、前の人が辞めた理由についても聞けそうな場合には情報を得るようにしましょう。
そして、もし「人事に紹介してもらえる」ということがあるならばぜひ紹介をしてもらいましょう。
(中途採用では良くある話です)
紹介の場合、大手企業でも人事担当者が行う書類選考や一次面接はかなり合格しやすくなります。
書類選考と一次面接を通過すれば、あとは二次面接(最終面接)なので、内定にグッと近づくことができるチャンスです!
使えるコネは使いましょう!!
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大手企業で働くメリット
ここまで、中途採用で大手企業に入るためのコツについて紹介しました。
ここでは、大手企業で働く代表的な下記のようなメリットについて簡単に紹介します。
- 安定性
- 信用性
- 次の転職でも楽
- 老後も安心
安定性
大手企業で働くメリットとして、「給料」や「雇用」が安定していることがあります。
20代、30代の頃はあまり意識しないかもしれませんが、自分が50代、60代になっても安定して給料がもらえ定年後も再雇用してくれる会社で働けることは将来に対する安心感があります。
自分の将来が安心できると、プライベートでの行動も変わってきますよね。
また、リーマンショックやコロナなどの大規模な経済危機があっても、大手企業で働いていれば大幅なボーナスカットや雇用を切られる心配はせずに過ごせます。
「仕事のやりがい」や「職場の風通しのよさ」については賛否両論ありますが…
安定性があることは大企業で働くメリットだと言えます。
信用性
大手企業で働くと、自分でも思っている以上に周りの人からの「信用性」が高くなります。
家を買う時のローンを組める金額も違いますし…婚活でのモテ具合も違います。(笑)
中途採用で大手企業で働くのは仕事のレベルも上がり大変ではありますが、人からの信用性が高くなることは生活の質があがりメリットだといえます。
次の転職でも楽
大手企業に一度入社をすると、次の転職がとても楽になります。
新卒の時の学歴フィルターのように、中途採用でも「職歴フィルター」が多少はあるようです。
その理由として、大手企業で働くと研修が充実していることや、普段の仕事のレベルが高いため、自然とスキル面が高くなっているという傾向があるためです。
(特に中小企業では歓迎されます。)
将来的にまた転職することになっても楽になるのは大手企業で働くメリットだといえます。
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老後も安心
大手企業で働くと、「退職金」や「年金」も中小企業で働くより多くもらえます。
同じ年数を働いて、普段もらえる給料だけでなく老後もらえるお金も高いというのはメリットですよね。
気になる大手企業があれば応募するべき
「新卒の時に落ちた経験」や「自分の学歴なら無理という固定概念」から中途採用でも大手企業への応募を避ける人もいます。
しかし、今回の記事で紹介したように、中途採用では新卒の時よりも「スキル面」に注目がされるので、自分のアピール次第で内定がもらいやすくなります。
転職を考えていて、気になる大手企業がある場合には、今回紹介した6つのコツ、
- とにかく早く応募する
- 実績を猛烈にアピールする
- 自分の可能性をアピールする
- 強気で立ち向かう
- 採用部署のメンバーに気に入られる
- 使えるコネは全て使う
このようなアピールのコツを押さえて積極的に挑戦をしてみてください!
皆さんの転職が成功することを願っています(^^)/