サラリーマンは出世するのが良いこと!なんて聞くこともありますが、出世したくないと考えてる人もいますよね。
そこで今回は、出世したくない人が出世をしないための方法や、年収を維持するための方法について紹介したいと思います。
出世したくない人が増加している
実は今、出世したくない人が増えています。
下のデータはマイナビが2021年に行った新入社員意識調査です。
<参考:マイナビ新入社員意識調査>
この調査を見ると、新入社員の時点では、出世をしたいと考えている人がまだ多いことが分かります。
しかし、厚生労働省の平成30年度「労働経済の分析」によると、約61%の社会人が「出世したくない」と答えおり、出世したくないと考える社会人が多いことが分かります。
<参考:役職に就いていない職員等における管理職への昇進希望等について>
社会人になってから、どんな心変わりがあったのか…
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出世したくない人の理由
出世したくないと考える人の主な理由としては、下記のような理由があげられます。
仕事が増える
クビになるリスクが増える
給料があがらない
プライベートの時間が確保できなくなる
仕事が増える
出世をすると会社側が任せられる仕事の範囲が増えるため、自然と仕事が増えます。
また仕事が増えることに伴い、責任も重くなります。
管理職への出世の場合には、部下のマネジメント業務を増えるため人間関係への配慮も必要となり、身体的にも精神的にも負担が大きくなると言えます。
クビになるリスクが増える
出世をし続けると、いつかは管理職へ出世します。
そして、管理職へ出世すると組合員から外れることになり、会社側の人間になるため、会社はクビにしやすくなります。
まだまだ終身雇用の考えが強い日経企業で働いているサラリーマンは、なかなか自分がクビになることを想像しにくいかと思いますが、、、
企業ではコロナ禍も影響し、大手を中心に40歳以上や管理職を対象にした早期退職者募集をするケースが多くなってきています。
組合員は労働組合が雇用を守っていることから、なかなか企業側が退職をすすめることができません。
しかし、管理職の場合にはしやすくなるため、結果的に出世をするとクビになりやすくなると考えられています。
給料が思ったよりあがらない
「出世しても給料が上がらなかった」これは出世したばかりの人からよく聞く話です。
出世をすると当然給料もあがると思われがちですが、、、
企業によっては手当類や残業代がなくなってしまうことから、出世しても給料が上がらないケースは意外と多くあります。
せっかく出世したのに仕事だけ増えて、給料が上がらない…。これは出世したくないと考えてしまいますよね。
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プライベートの時間が確保できなくなる
ただでさえ忙しい現代人。
共働きや高齢化社会によって育児や介護を抱える人も多くいます。
管理職に出世するとこれまで以上に長時間労働になる可能性が高くなり、育児・介護の時間が確保できないという理由から、出世したくないと考える人も多くいるようです。
出世したくない場合の対処法
出世したくない場合の対処法としては、下記のような対処法があります。
上司に伝える
コース選択
出世試験を受けない
部署異動を願いでる
転職する
上司に伝える
出世したくない場合、出世を推薦する立場にある上司に事前に「出世したくない」ことを伝えると出世の打診を受けずに済みます。
その場合、なぜ出世したくないのかについては、仕事が増えるや給料などのネガティブな理由は使わずに、今の仕事に集中したいなど、現状の仕事を理由に伝えることをおすすめします。
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出世しないキャリアコースを選択
会社では、出世するキャリアコースと出世をしない専門職のキャリアコースを設けている会社があります。
これらの制度がある会社で働いている場合には、出世をしない専門職コースを希望していることを上司に伝えましょう。
入社時に自分で選択をしている可能性があるため、上司との半期に一度の評価面談の時や人事部に確認をしてみましょう。
また、出世しないキャリアコースを選択した場合、年収や転勤の条件なとが変わってくることが多くありますので、事前に人事制度を確認するようにしましょう。
出世試験を受けない
すでに上司から出世の打診を受けてしまった場合には、会社が設けている出世試験を辞退するという方法があります。
社員が出世するかどうかは、会社の管理職が決めます。
しかし、その後の出世ができるかどうかの適正試験は本人次第で辞退することができます。
この場合、推薦した上司とトラブルになる可能性もあるため、辞退したい希望は、できるだけ早く直接上司に伝えることをおすすめします。
部署異動を願いでる
「今の部署にいると出世から逃げられない…」という人は、部署異動を願いでるのもおすすめです。
部署異動をすると、仕事を一から学ぶ必要があるため、しばらくは出世しなくてすむ場合が多くなります。
上司に出世したくないことを伝えてもなかなか受け入れてもらえない場合には、部署異動を人事部などを通じて願い出てみましょう。
転職する
出世したくないと本人が思っていても、人員の関係で無理矢理出世させられてしまう…という会社もあるかと思います。
その場合には、転職することをおすすめします。
本来、転職は出世してからの転職の方が、年収やポジションにおいて有利になる場合が多くあります。
しかし、どうしても今の会社で出世したくない場合には、今の会社で出世しないように努力するよりも転職活動を始めてしまう方が苦労が少ない場合があります。
年収を維持する方法
近年、出世したくない人が増えていることを冒頭で伝えましたが、実は出世したくない人には出世しなくても良い理由があります。
その理由は…
出世しなくても年収が高い。
という理由です。
企業によって様々な制度がありますが、管理職の人数を制限し始めた近年では、出世しなくても年収1000万円台を目指せる企業が増えています。
また、様々な働き方が出てきた近年では、働きながら副業や資産運用をし、年収を維持できている人が増えてきています。
「会社で働く理由=生活のため」という人が多い中、高い年収が維持されるのであれば、わざわざ責任が重くなる出世をしたくないという人が増えるのも当然ですよね。
まとめると、出世しなくても年収を維持する方法としては、主に下記の3点があげられます。
出世しなくても年収が高い企業で働く
副業をする
資産運用を行う
出世したくないと考えている皆さんは、今の自分の会社で、出世した場合と出世しなかった場合の条件面の比較や、年収を維持するために今から始められることをぜひ検討してみてください!
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