転職活動してることを自分から職場に言う人は少ないですよね。
しかし、転職活動が職場にバレてしまい、嫌な思いをする人は割と多くいます…。
なぜ転勤活動は職場にバレるのでしょか。
今回は、
「転職活動を職場がバレた時のデメリット」
「バレないための対策」「バレた時の言い訳」
について紹介したいと思います。
転職活動が職場にバレることでのデメリット
まずはじめに、転職活動が職場にバレることでどんなデメリットがあるかについて紹介します。
転職活動が職場にバレると下記のようなリスクが起きる可能性があります。
- いやがらせ
- ボーナスへの影響
- 退職阻止
いやがらせ
職場では、転職活動をしている人=会社を辞めようとしている人と見なされます。
そして、会社を近いうちに辞める人に対しては、普通に仕事をしていても仕事に対するやる気がないや裏切り者的な扱いをされるリスクがあります。
実際に転職活動が職場にバレた人の中では、
- 仕事へのやる気がないと怒られた
- 必要な会議に出させてもらえなくなった
- 無視されるようになった
といったような嫌がらせをうけた人がいます。
普段どうりに仕事をしているのに、このような嫌がらせを受けるのは嫌ですよね。
不必要な嫌がらせを受けないためにも転職活動が職場にバレることをふせぐ必要がある
と言えます。
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ボーナスへの影響
近い将来に、会社を辞めようとしている人は、今後の会社でのポジションや昇格には、興味がないかと思います。
しかし、職場での評価は、偉くなるためのものではなく、自分がもらうお金にも影響が出るものですよね。
これから会社を辞める人には、「良い評価をつける必要はない」と考える上司は職場に多くいます。
そのため、ボーナスの評価の近くで転職活動がバレると、評価を下げられボーナスで貰えたはずのお金がもらえなくなる可能性があります。
また、転職活動で内定が出た後の条件交渉では、直近の年収が参考にされます。
転職活動を理由に、ボーナスの額が下がると直近の年収も大きくダウンするため、新しい職場での年収にも影響を与えてしまう可能性が出てきてしまいます。
退職を阻止される
人手不足や業績が悪い会社で働いてる場合、転職活動がバレると、退職を阻止されることがあります。
実際に、私が内定者から聞いた例では、
- 退職届けを受け取ってくれない
- 急に転勤を命じられた
- 自分で新しい人を探してこいと言われた
というような事例がありました。
会社にとって、新たに人を雇うことは数百万円以上のお金がかかります。
(転職エージェントを利用し内定者を決めると、その人の一年分の年収を紹介料として会社が支払うことになります。また、求人をサイトに載せる広告料だけでも数十万円〜100万円程度のコストがかかります。)
人を雇うのってお金がかかるんですね…。
せっかく内定をもらっても、「会社から退職を引き止められて辞めれない!」状況になると嫌ですよね。転職活動が職場にバレることは避けるようにしましょう。
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転職活動がバレないための対策
転職活動がバレるのを避けるためには、下記のような対策が必要になります。
- 言わない
- 様子を見せない
- 登録しない
- 短期間で転職する
言わない
職場に転職活動がバレるのを防ぐためには、転職活動をしていることを誰にも言わないことが必要です。
当たり前のようにも感じますが、ついつい仲の良い同僚にだけ話してしまう人は割と多くいます。(聞き流してはいますが、人事の私の耳にもよく入ってきます...)
ちょっとしたことで、自分の部署の人や上司に話が漏れてしまうことは残念ながらあります。
転職活動をしていることは職場の誰にも言わないようにしましょう。
様子を見せない
転職活動をしていると、面接のために良いスーツを職場に着ていったり、SPIの参考書や業界分析の本を職場に持っていく人がいますよね。
そのような姿を見られた日に、午後休などをとっていると「この人転職活動しているんだな…」と噂をたてられてしまうこともあります。
転職活動中は、職場でもできるだけ負担通りの姿で過ごせるように、面接の日は1日休むとか、転職活動の荷物は自宅に置いて行くなどの工夫をするようにしましょう。
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登録しない
転職活動をする時に、登録しておくと企業側からスカウトメールがくるサイトに登録をする人もいますよね。
転職の効率化にとても便利な機能です。
ただし、この機能を利用する時に自分の経歴を詳しく登録しすぎると、職場の採用担当者や上司に誰か特定されてしまうことがあります。
このスカウト機能は、たいてい会社側は同じ会社に所属する人の情報は見れなくなっています。
しかし、子会社の場合やグループ会社の場合は情報が見れることがあったり…
システム上のエラー(設定ミス)で情報が見れることが稀にあるので注意が必要です。(個人名や住所などの個人情報は誰にも見られません)
スカウト機能に登録をする時には、転職活動がバレるのを防ぐために、所属名の正式名称を書かないなどの工夫をするようにしましょう。
短期間で転職する
転職活動が職場でバレることを防ぐために、短期間で転職活動を終わらせるというのは効果的な対策です。
転職は、3ヶ月〜6ヶ月ぐらいかかる人が多いと言われています。
しかし、良い求人に出会えるかや、内定がいつでるかによっても活動期間は変わってきてしまいますよね。
転職活動が長引けば長引くほど、職場にバレるリスクは確実に高くなります。
転職活動はできるだけ早く終わるために、
- 開始時からできるだけ多くの求人を集める(エージェントに2、3社登録する)
- 履歴書と職務経歴書は使い回す
- 面接で何を聞かれるか情報収集をする
といった工夫をしてみましょう。
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職場にバレた時の言い訳
職場に転職活動がバレないための対策をしていても、バレる時はバレてしまいます…
そんな時には、「転職するのは今すぐでないことをアピール」してその場を乗り切りましょう。
たとえ転職することがバレることがあっても、すぐに辞める訳でないと不必要な嫌がらせを受けないで済む場合もあります。
転職活動が職場にバレた時には、
- 将来的に地元に帰りたくて登録している
- 前に登録したものがたまたま残っている
- 業界の勉強のために担当者から話を聞いている
などと説明し、
「うちの会社より良い条件の会社が全く見つからない」と思うように転職活動が進んでいない状況や今の会社を誉める説明をし、その場を乗り切るようにしましょう。
バレることがあっても転職できれば問題ない
転職活動が職場にバレるとドキッとしますよね。
また嫌がらせや、退職阻止の動きをされると居心地が悪く、今の職場にいるのが余計に嫌になってしまいますよね。
職場でバレることでのデメリットがないように、転職活動中は今回紹介した下記のような対策をぜひ試してみてください!
- 言わない
- 様子を見せない
- 登録しない
- 短期間で転職する
そして、たとえ転職活動が職場バレることがあっても、その後にきちんと転職ができれば何の問題ないことも忘れないでください。
転職活動中は、忙しさや、緊張でからだが疲れています。
少しでも自分の負担を減らすためにも、ポジティブに転職活動をすすめるようにしてみてください!
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